商品の説明

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＜以下、商品説明＞

日本製が登場する以前の'90年代前半のNYCモデルで、擦り傷等はありつつも30年前の楽器とは思えないほど丁寧に扱われてきた事が窺える個体です。

入手当時は米国在住だった委託主様(セカンド・オーナー)のご記憶では、ファースト・オーナーがNYのSadowskyに3シングルで直接オーダーした物を再びSadowsky工房に持ち込んで【Joe Barden PU】へと交換し、その後に譲り受けた物との事。

◎内部には担当したSadowskyビルダーにより「'92年に最初の組み込み、'97年にPU／Pガード交換」という作業記録が書き込まれていますが、この当時はSadowskyファンなら皆さんご存知の「今井さん」と共に「フランク・ロビンスさん」というビルダーが在籍していたようで、

・'92年 オリジナル配線「N.I.=Mr.Norio Imai」
・'97年 PU交換「FSR＝Mr.Frank (S) Robbins」

とフランクさんが作業時に書いたのだろうと想像しつつ、あの時代にここまで事細かく記録していたのは流石だなと。

トレモロは【GOTOH製シンクロ】→【Wilkinson USA：VS100CV】に交換済みのようで、ボディー表のアームアップ・キャビティーを含む最小限の木部加工を伴う交換ですが、これについての記載はなくSadowsky工房による物かどうか定かではありません。が、非常にプロフェッショナルで非常にハイレベルな仕事です。

◎交換後の【Wilkinson VS100CV】はニュートラル状態で自動的に固定され、アームバーを手元に寄せると自動でロックが外れアーミング可能になります。

＜構造については以下のオフィシャルWEBをご覧ください＞
https://wilkinsondirect.com/product/wilkinson-vs100cv-conversion-kit-bridge/

フローティングなのに弦が切れても演奏が続けられる画期的な構造で'90年代当時はかなり話題となり、とっくに製造中止になってると思ってましたが、現在でもパーツが入手可能だったのは個人的にオドロキでした！

30年経ってもネックは気持ち良くストレート、ロッドの効きも良好で、保管されていた環境も良かったのでしょうが、こういうところにも作り手の真面目さと本気が見えますし、そうでないメーカーとの違いが可視化されます。

ロー・アクションでも暴れる事なく全域でしっかりコントロールされた鳴り方はやはりNYのメーカーらしく、アクティブ・ブースターも搭載し低ノイズでハイファイなプロの道具といった趣きです。

どうしてもカジュアルな印象になる西海岸メーカーとは根本的に方向性が違っていますし、曲によって上手く使い分けられると楽しいと思います。

◉【送料、ご注文方法詳細について】→ http://thee-underneath.com/order_new.html
注）通販時にクレジットカードはご利用頂けません。

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＊ 営業案内の他、デジマート掲載前の新入荷情報もたまに出します。

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