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  • 商品ID:DS08783026
  • 登録:2024-03-23 17:40:34.0
  • 更新:2024-03-23 17:40:34.0

Fender 1970年製 Champ-Amp

¥248000 税込

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状態:A 1970年製
5W

評価の高いシルバー・フェイス初期モデル/美品!

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Fender 1970年製 Champ-Amp

商品の説明

1950年代からフェンダー・アンプ・ラインナップの最小アンプとして用意されていた「チャンプ」。

1964年後半、ブラック・フェイス(黒パネル)/ブラック・トーレックス(黒ビニール・クロス貼りキャビネット)仕様となります。

当初はAA764という記号番号を与えられた回路でしたが、すぐに微調整の施されたAB764となりました。

‘67年後期頃からはシルバー・フェイス(銀パネル)仕様となりますが、'69年途中までの最初期はスピーカー・サラン・ネット(グリル・クロス)の周囲にアルミ製のサッシ(枠)が取り付けた独特なスタイルです。


本機はサッシ廃された直後の'70年前半モデル。

スピーカー・サラン・ネットは、サッシ巻き期のものと同一素材で、縦の青糸のメタリック感が強く色抜け/変色しにくいものが使用されています。


なお、フェンダー・アンプのキャビネット内部には「チューブ・チャート」と呼ばれる白い紙シートが貼られており、そこには使用されている真空管のレイアウトやフェンダー社内での回路形式コード番号が記されています。

本来、本機には「AA764」という回路コードの印字されたチューブ・チャートが貼られているはずですが、それは剥がれてしまっています。

なお、チューブ・チャートに記された回路コードは完全に正しいとは言えず、本機の実際の回路は'70年初頭頃に変更が行われたものです。

ただ、チャンプの場合は1970年代モデルもAA764とは大きな回路変更が見られません。

そのあたりも、チャンプの人気の高さの理由だと思います


1971年頃までのフェンダー各モデルのキャビネットは、スピーカーを取り付けているバッフル板が、ブラック・フェイス期と同様にネジ止め方式で、これも良質なキャビネットを見分ける目安となっています。

'70年製の本機もネジ止め方式のバッフル板です。


本機は外装のトーレックスにも多少の擦り傷などがあり、スピーカー・サラン・ネットには多少の黄変がありますが、1970年製とは思えないとてもきれいな外観です。

前面の銀パネル(コントロール・プレート)も多少の腐食に留めています(アルミ製ですので白っぽくサビます)。

金属パーツにはサビが見られましたが、研磨済みですので綺麗だと思います。

コントロール・ノブに割れなどはありません。


そして,徹底的な清掃を細部まで分解の上で行なっていますので、気持ち良くご使用いただけます。


スピーカーやトランスなどの主要パーツは、すべてがオリジナル(新品当時のままの状態)です。

黒パネル~銀パネル期('79年頃まで)のチャンプには基本的にオクスフォード製(メーカー・コード=465)の8インチ/アルニコ・マグネット・タイプ(モデル番号=8EV-59)。

「465」に続く数字はデイト・コードで、本機の「014」は「0「が’70年、「14」がその年の第14週に製造されたスピーカーを意味しています。

チャンプ用スピーカーコーン紙はとても薄く軟らかいため傷みやすいのですが、本機には破れなどがありません。

これはとても貴重なことです。


電源トランスと出力トランスは共にシューマッカー製(メーカー・コード=606)。

で、それぞれ「0-03」(‘70年第3週製)、「0-01」(‘70年第1週)のデイト・コードが刻印されたオリジナル・パーツです。


電気回路は、徹底的な点検/オーバー・ホールを施していますので、故障個所は一切ありません。

それに伴い、真空管の出力管6V6GTの動作に関わる抵抗と電解コンデンサをそれぞれ1個づつ交換しました。

それ以外の電気パーツはすべてオリジナル状態です。


そして、何と真空管も当時の「RCA」ブランドのものが取り付けられています。
(整流管5Y5DTのみ「RCA」のオレンジ色の印字が消えています、)

こちらも点検/測定の結果、性能を維持していますのでまだまだ交換不要です。


なお、チャンプには本来、チューブ・リングという真空管脱落防止対策の板バネ・パーツを装備していませんが(整流管および出力管用)、大切なRCA真空管の保護のため新品のチューブ・リングを取り付けました(計2個)。

不要と判断された場合は、何の痕跡もなく取り外しできます。


本機はAC117V電源仕様となっています。

そのため、昇圧トランス(ステップアップ・トランス)を使用されたほうが好ましいです。

しかし、AC100Vのコンセントからそのまま電源を取っても、十分に素晴らしいサウンドです。


電源コード/プラグもオリジナルです。

アメリカ仕様ですが、現在の常識とは異なり、'71年頃までのフェンダー・アンプにはアース端子なしの2ピンの電源プラグが採用されていました。


真空管等の消耗パーツを除き、1年間保証しています。
(遠方の方の場合、初期不良を除き、修理依頼の際の送料はご負担ください。)


ご来訪の際には、当日でも結構ですので事前にお知らせください(予約制にさせていただいております)。
なお、当事業所は店舗ではないこと(住宅街の木造一軒家)、また店主ひとりで小売販売以外の様々な業務も行なっていることなどの理由から、ご来訪は当日にご購入を検討されている方に限らせていただきます。
申し訳ありませんが、ご理解いただけると幸いです。


通信販売をご利用の場合、発送先により送料が異なりますのでお見積もりさせてください。
(佐川急便を利用し、荷物サイズ=140で発送予定です。)

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(We do not ship our items outside Japan.)

商品の詳細

Fender/1970年製 Champ-Amp

インフォメーション

楽器担当者

スタッフのコメント

店主=今井康雅(いまい やすまさ:販売/リペア/オリジナル・アンプ製作/専門誌寄稿)
詳細なプロフィールは下記URLをご参照ください。
http://www.hgt.jp/profile.htm

(担当:親切/丁寧なご説明を心掛けています。)

今井康雅

取扱店舗HISTORIQUE GUITARS ( ヒストリーク ギターズ ) 

HISTORIQUE GUITARS ( ヒストリーク ギターズ )

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営業時間 13時~19時(予約制ですので、ご来訪の際はお知らせください)
定休日 毎週木曜日 (まれに臨時休業日があります)
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