商品の説明

※こちらは当店お客様のご委託商品です。

素晴らしい品質と音色でお目の高いアコースティックファンに高い評価を誇る、
九州福岡久留米のギター工房 アストリアス。
こちらはMEIKOの名が付いた時代の極初期アストリアス、
MEIKO ASTURIAS Herringbone Grand Concert 1992年製の1本です。
サイドとバック、ヘッドにアストリアス特有の塗装の白濁出ているものの、
初期製作の肝入り丁寧な製作の1本で、
素晴らしいサウンド、トーンを奏でる上質の1本です。

現在のアストリアスにつきましてはこちらオフィシャルサイトもご参照下さい。
https://asturias.jp/

ボディはGrand Concertで
胴厚95mm～110mm、サイズは横幅最大398mm、
ボディ全長510ｍｍと大きめのサイズで、豊かな鳴りと響きが魅力です。
スケールは645mmです。
トップはスプルーストップ単板、サイド＆バックはローズウッド合板ですが、
鳴り感と響きは箱鳴りで担保し、サイド＆バックはあえて合板にすることで
タッチのクリアーな繊細さとニュアンスを出すように設計されています。
スプルース単板のクリアーかつアコースティカルな繊細さも持ったトーン、
サイド＆バックのローズウッドの瑞々しく明瞭なトーンです。
指板はエボニー、ブリッジもエボニーです。
いずれも良質な材が使用されており、
トップ、サイド＆バック、指板共に木目や色味も綺麗な良質材が厳選され
使用されています。
塗装はトップラッカー、サイド＆バックはウレタンで、
サイド＆バックにアストリアス特有の塗装の白濁が出ています。
ヘッド部分にも白濁見られます。
良質な材と丁寧な作り、考慮された設計と仕様により、
やはり特に特に指弾きやアルペジオプレイに魅力を発揮する、
豊かな響きと音量感がありながら、
透明感のある明瞭でクリアーな美しいトーン、
アコースティカルな繊細さも持った
素晴らしい音色の1本に仕上がっています。

ルックスもとても上品で良い1本です。
モデル名にも付けられた、ボディバインディング部やロゼッタの
ヘリンボーン、ボディやネックのメイプルバインディングと
シンプルながら上質で品の良いルックスが魅力です。
指板インレイはスノーフレイク＆キャッツアイ、
ヘッドロゴは「Meiko」仕様です。
サウンドホール内ラベルの表記は
「Hand-Crafted Herringbone Grand Concert MEIKO ASTURIAS
WORK SHOPS」となっており、
スタンプシリアルナンバーは「192**」で1992年製の1本です。

コンディションは良好です。
外観的には塗装に白濁が出ているほか、やや傷も見られますが、
プレイコンディションは良好です。
ネックは反りも無く「真っ直ぐに調整済、ロッドもまだ若干の余裕あります。
ネック起きやトップのふくらみ、ブリッジ浮きなども無く、
弾きやすく演奏性、出音共に良好です。
外観的には、経年によりクリアー塗装に白濁が出ています。
サイド、バックのクリアー塗装に白濁がかなり出ているほか、
ヘッド部にも白濁が出ています。
トップはラッカー塗装の為白濁は出ていませんが、
相応に多数の小傷、擦り傷、使用感はあります。
その他全体的に小傷、擦り傷、金属パーツのくすみなど
使用感、経年感はありプレイヤーズコンディションです。
木部クラックや大きな塗装剥がれやひどいダメージ、
演奏上の問題等はありません。
ケースはハードケースが付属します。
その他当時付属タグと、資料用コピー（同型の時代違いで
全く同じスペックではありませんが参考資料）が付属します。

Asturias フラッグシップモデル Tree of Lifeの
装飾無し、ハイコストパフォーマンス版といった趣もある、
Herringbone Grand Concert。
極初期の作り、サウンド共に素晴らしい1本です。

上記写真の他、詳細写真を こちら または
以下URLにアップしておりますのでご確認下さい。
www.teenarama.jp/asturiasitakupics.html