商品の説明

大変綺麗な状態の極上ビンテージで、グローバーペグモデル、渋く焼けた色合いながらほとんどキズが見えない綺麗なコンディションのD-28です。
この1979年にマイナーチェンジでペグがシャーラー製にかわりますので、大変貴重なグローバー最終年度モデルです。
音は変わりませんが、当時はグローバーペグのマーチンにあこがれがあり、シャーラーペグになってからもわざわざ付け替える事もよくありました。
マーチンでは1900年以降、よりパワフルで大きな音量を求めて、大きいサイズの000モデルを制作、さらに1916年にはOEM先のディットソンのためにより大きなサイズのギターを発表しました。
このギターはその大きなボディーサイズから当時の巨大戦艦の名前をとってドレッドノートと呼ばれました。
1931年にはマーチンのレギュラーラインナップとなり、1934年に14フレットジョイントモデルが発売され、これが大ヒットとなり、その後の世界中のギターのスタンダードとなりました。
D-28は、そんなマーチンの歴史を作ってきたモデルの中でも一番のモデルで、現在まで世界中で愛用され、名曲を演奏されてきました。
今回の楽器は、1979年モデルで、人気の高いグローバーペグの最終モデルです。
60年代スペックとは、材質がハカランダからローズウッドに変わっただけで、音のニュアンスは継承されていて音の素晴らしい楽器です。
トップはスプルース、サイド、バックはローズウッド、エボニー指板、エボニーブリッジです。
ペグはオリジナルグローバー102Cで、動作はスムーズです。
ピックガードは交換済みでマーチンクラックはありません。
ナットはオリジナルのまま、フレットもオリジナルで、ネック角度修正、サドルはオリジナルでスペーサーを入れてかさ上げされています。
全体に渋く焼けて飴色になっていますが、ほぼ新品時のままのコンディションです。バックには表面的な擦り跡があります。
ナット部幅42.6ミリ程度のSQネックです。真っ直ぐに調整されています。
12フレット上で6弦2.1ミリ、1弦1.7ミリ程度でセットしていて、キッチリ調整されていますので、この高さで特にビレ等はありません。
ローポジションからハイポジションまで、なめらかでバランスの良い演奏性で、ピッチもかなり正確でコードの響きが綺麗です。
低めのアクションながらパワフルで華やかなテンション感のあるサウンドで箱鳴りします。
粒立ちが良く、切れの良い艶やかなな鳴り、重さのある低音でしっかりとボリュームがあります。
軽くピッキングしたときの繊細な響きから、強いタッチではしっかりと豊かな鳴りがあるダイナミックなサウンドまで、表情豊かな表現力があります。
どちらかと言うと弾いてる本人には、タイトで鳴りの豊かさがそうでもなく聞こえますが、前で聞くサウンドはバツグンです。
レコーディングやアンサンブル等にこそ本領を発揮するサウンドです。
当時のオリジナルブラックハードケース付きです。

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