Bacchus 30周年記念スプリングキャンペーン
- 2024/03/22
LTD / RB-1004BM
オークランド・ファンクの象徴的なバンド、タワー・オブ・パワー(TOP)の心臓とも呼べる存在のベーシスト、フランシス・“ロッコ”・プレスティアとの共同開発による“ボトムライン”の新型。彼が長年愛用していたPBタイプを基本にしたようなデザインだが、フロント・ピックアップがPBとは逆に、1、2弦側のコイルがネック寄りになっている。これによって、1、2弦のサウンドがより太くなり、TOPの分厚いブラス・アンサンブルを支えるにふさわしい、重量感と音圧のあるベース・サウンドが4本全ての弦で得られるわけだ。リア・ピックアップは通常のJBタイプのリアよりもブリッジに近く、やはり高音弦側がネック寄りになるように斜めに配置されている。これによって、PJタイプに特有の、両ピックアップをミックスした時の3、4弦と1、2弦の音質差が大幅に緩和されている。
プリアンプはアギュラーのOPB-2で、同じ2バンドのOPB-1と違ってベースもトレブルもカットが可能。この楽器の性格からして、ベースをカットすることはなさそうだが、トレブルがカットできるのは好都合だ。ボディ・トップとヘッド・プレートのバールド・メイプルは重厚な高級感を醸し出しているが、ボディ・バックにはスワンプ・アッシュを採用し、全体としては驚くほど軽量に仕上げている。長時間のリハーサルやステージで立奏する必要のある、現場のニーズに応えた仕様だろう。ネックのしっかりとしたグリップ感は、ステディなグルーヴを刻むにはうってつけだ。
価格:¥170,000 (税別)