テイラー社が今秋の限定モデル第2弾として、ボディにオール・コアをあしらった3種のモデルをリリースすることが決定した。

　これまで多くのエキゾチック材の使用を試みてきたCEOのボブ・テイラーだが、その中でもハワイアン・コアに対するこだわりは並ならぬものがあり、レギュラー・ラインナップの中にも“コア・シリーズ”を作っているほど。今回は元々スプルース・トップ／サペリ・サイド＆バックの300シリーズと、約597mmスケールの小型なデザインで人気を博すGS Miniをベースに、ボディ材をオール・コアに変更したカスタム品としてリリースされる。前者ではGA（グランド・オーディトリアム）の324ceとGS（グランド・シンフォニー）の326ceの2種が用意されており、それぞれにES2システムを、後者ではESTシステムが搭載されており、ともにエレクトリック・アコースティック仕様となっている。材選定の段階で迫力ある木目を持つ部位が選ばれているようで、値段のわりに質の高いコア材が用いられているのは限定品ならではの魅力だ。