【オーディオテクニカ】ハイレゾに対応した製品が続々登場!
audio-technica / ATH-MSR7
多くのアーティストがハイレゾ音源をリリースし、盛り上がる中、audio-technicaから続々とハイレゾ関連製品のリリースが発表された。やはり高音質なサウンドはそれに対応する製品で聴いてみたいところ。早速気になる製品を紹介していこう。
ATH-MSR7
ATH-MSR7はaudio-technicaの音響技術を結集した渾身のモデル。あらゆる音源を高細度に描き出す、新設計のφ45mm "トゥルー・モーション" ハイレゾドライバーとデュアルレイヤー・エアコントロールテクノロジー(音響的に優れた強固な積層構造、音の空気動線を緻密に計算した独自技術により原音を忠実に再生する)との組み合わせで、純度の高いハイレゾのサウンドを余すところなくキャッチする高解像度のヘッドフォンだ。カラーはブラックとガンメタリックの2色。予想市場価格は27,000円前後。
※限定モデルとして鮮やかなレッドが印象的なATH-MSR7も発売される。こちらの予想市場価格は28,000円前後。
ATH-MSR7
リミテッド・バージョンのATH-MSR7LTD
ATH-DN1000USB
また世界初のフル・デジタル伝送で24bit/192kHzまでのハイレゾ音源を再現するATH-DN1000USBは音源のデジタル信号をドライバ-ユニットまでダイレクトに伝えるDnoteと呼ばれる技術を搭載。通常ではデジタル音源をドライバーユニットまで伝える際にD/Aコンバーターでデジタル→アナログ変換、アンプ→スピーカーなどを介するうちに劣化してしまうものを、Dnoteは必要な音声信号を抽出し、ダイレクトにマルチボイスコイルを振動させるため、音の劣化が非常に少ない、まさにATH-DN1000USBはハイレゾ音源向きのヘッドフォン。予想市場価格は60,000円前後。
世界初フル・デジタル伝送のATH-DN1000USB
ATH-CKR9LTD
ATH-CKR9LTDはすでに定評のあるモデルのリミテッドバージョン。相互変調を抑え広帯域再生を実現するオーテク独自開発のDUAL PHASEPUSH-PULL DRIVERSと純鉄ヨーク採用のφ13mmドライバーを2基搭載したイヤフォン。今回のリミテッドバージョンではカラーリングもさることながらハウジングの容積を増やし、ドライバーの駆動力をパワーアップすることで、従来モデルの周波数帯域35,000Hzを上回る周波数帯域40,000Hzの再生を実現し、ハイレゾ音源にもしっかりと対応している。予想市場価格は30,000円前後。
カラーリングだけでなくサウンド面でもパワーアップしたATH-CKR9LTD
ATH-W1000Z
ウッドのマテリアルがアナログ派にもアピールするATH-W1000Zは楽器にも使われるチーク材をハウジング部に用いたモデル。専用設計の一体型ヨークφ53mmドライバーと純度99.999997%の無酸素銅を使用したOFC-7Nボビン巻きボイスコイル、そしてD.A.D.S(Double Air Damping System)機構による伸びやかな低音の組み合わせでハイレゾ音源の幅広い帯域再生にも負けることのない表現力を誇る。予想市場価格は65,000円前後。
アコースティックな佇まいのATH-W1000Z
AT-PHA100
デジマート・マガジン読者にぜひ、体験してもらいたいのがヘッドフォン・アンプの世界だ。AT-PHA100はNJR社製オペアンプMUSES 8832を使用したプリ段とオーテク独自開発の当社独自設計のディスクリート回路のパワー段の組み合わせで高域から低域までの解像度を高め、しっかりと出力してくれるアンプ。またSAVITECH社製 BRAVO-HD SA9227のUSB Audio用ICやPCM384kHz/32bit、DSD 128/64対応のハイエンド・クラスDAC ICを贅沢に使用することで、ハイレゾをはじめとするさまざまな音源を余すことなくヘッドフォンへ伝えてくれる。予想市場価格は55,000円前後。
ヘッドフォン・アンプATH-PHA100