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室長が行く! デジマート流2014楽器フェアの歩き方 〜Vol.1 モンスターハンター × ESP 炎剣リオレウスギター

ESP / モンスターハンター × ESP 炎剣リオレウスギター

  • 文:井戸沼尚也

11月21日(金)~23日(日)まで、東京ビッグサイトで開催中の『2014楽器フェア』。その初日、会場に赴いたデジマート・マガジン編集部と連載「デジマート地下実験室」でおなじみ井戸沼室長とで、フェアに展示されている新製品の速報レポートを3回に分けてお届けします。第1弾は、他では見れない超レア映像“噂の『モンスターハンター×ESP 炎剣リオレウスギター』試奏レポート”をお届け! モンハン・ギターの試奏動画は世界初!? 驚くべきそのサウンドをご堪能ください!

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モンスターハンター × ESP 炎剣リオレウスギター

 まずは奇跡の(?)試奏動画をご覧ください。

「モンスターハンター×ESP 炎剣リオレウスギター」のサウンド・チェック!

 先日、デジマート・マガジンの製品ニュースデジマートFacebookでも大きな話題を呼んだ「モンスターハンター×ESP 炎剣リオレウスギター」。その写真がアップされるや否や、ネット上のギター・ファンが騒然となったことは記憶に新しい。ESPと言えば、これまでにもTHE ALFEE高見沢氏とのコラボ「ESP Flying Angel」や、円谷プロとコラボした「ウルトラセブンギター」まで、凄まじいまでの制作技術を見せつけてギター・ファンの度肝を抜いてきたブランド。そのESPが“またやった!”と話題のギターがこの「モンスターハンター×ESP 炎剣リオレウスギター」だ。

 本器はその強烈なルックスもさることながら、200万円超という値段も話題を呼び、“おいそれと触れるギターではない”という印象。それに、なにしろ完全受注生産なので、楽器店に行ったところでお目にかかる機会もほとんどない。一体どんな音がするのか、確かめる術がないというのがこれまでの状況だった。そのギターが、2014楽器フェアのESPブースに展示されるという。「よし! 楽器フェア速報レポートのPart1を飾るのは、このギターの試奏しかない。行け、室長!」ということで、デジマート地下実験室・室長を担当している私に、特命が下った。21日(金)当日、会場をのんきに徘徊していたこの私に、だ。

モンスターハンター × ESP 炎剣リオレウスギター


専用ハードケース付き


モンスターハンター × ESP 炎剣リオレウスギター(オフィシャルページ)

モンハン・ギターを見た! 聴いた! 触った!

 というわけで、弾いてきましたよ。話題の「モンスターハンター×ESP 炎剣リオレウスギター」を! なにしろ完全に「展示用」として出品していたものをデジマート編集部が交渉、「弾いてよし」と許可をいただいたのは良いものの、セッティングの都合上で、巨大なESPブースに用意された特設ステージで弾くことに! ほ、本当っすか! 「適当に会場をブラブラして、面白そうなものがあれば取材して」といったゆるいオーダーだったのに、いきなりの、孫の代まで語り継ぎたい晴れ舞台! 楽器フェアでステージに立つ! しかも手にするのは「モンスターハンター×ESP 炎剣リオレウスギター」!! こんなことがあっていいのかと思う間もなく、「では、ステージに上がってください」という非情の声……。

 じゃあまぁ、とにかくやってみっか──ということで、腹をくくるのだけは早い私は、のこのことステージへ。白衣とマスクを着用、頭には会場の様子を伝えるためのGoPro HERO3+というウェアラブル・カメラを装着し、さらに自前のメガネとひげで完全変態武装です。ここが駅前なら120%職質確定ですが、幸いにもここは楽器フェア会場。特に誰も気にしないのがありがたいです。しかし、ステージに上がるとアッという間に人だかりが! 凄い! 「モンスターハンター×ESP 炎剣リオレウスギター」の吸引力!! それはそうですよ、こんな凄いギターを持って誰かがステージに立てば、それは見ますって。弾くのが私で、本当にすいません……。

 で、始めました。私のステージ、ではなく“公開試奏”。うひー。まず手にした感想は、“あれ?”です。確か事前資料では“5kg”とありましたが、そんな重さは感じませんでした。ただ、ボディにツノ? ツメ?が無数にあり、どこに足を挟めばいいのかと迷いましたが、とりあえず適当な隙間に足を入れて、試奏スタート。このギター、少し短めのミディアム・スケールなのですが、若干ネックが“遠く感じる”のは、足を挟む場所を間違えたんでしょうか。で、なんとこのギター、ボリュームやトーン等のコントロールが一切無いんです! ボディ横に、スイッチが一つあり、これをオンにするとピックアップとジャックがつながり、オフにすると途切れる“キル・スイッチ”のようなものが1個付いているだけ! なんて潔いギターなんでしょうか。肝心の音は、リアに一発搭載されたEMG81のサウンドが全てです。アルダー・ボディ、ハードメイプルのネック、ホンジュラス・ローズの指板といったスペックなんですが、このギターのポイントがそこなのかというと、違うような気がします。マーシャルに直結したサウンド、いかがですか? 会場にいたという人からは“意外と(失礼な)良い音だった”という感想を頂きました。

 本当は強烈にかっこいいオーラを放つ人や、スーパー・テクニックを持つ人が弾くと映えるギターなんですが、すみません、私の不徳のいたすところで、こんな感じでございます。ただ、恐らくほとんど誰も聴いたことがない「モンスターハンター×ESP 炎剣リオレウスギター」のサウンドを収録したというだけでも、この動画の価値があるのではないでしょうか? あ、ありますよね?

 とりあえず、速報版レポートの第1弾は以上です。この後、第2弾、3弾と続きますよ! お楽しみに!

モンスターハンター × ESP 炎剣リオレウスギター

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モンスターハンター × ESP 炎剣リオレウスギター

 大人気ゲーム「モンスターハンター」の10周年を記念し企画されたESPとのコラボ・ギター「炎剣リオレウスギター」(受注生産)。本製品はその名の通りゲーム内に登場する武器「炎剣リオレウス」をモチーフとしたデザインのギター。ボディには火竜の甲殻、ネックには尖竜骨……もとい、ボディにアルダー、ネックにハード・メイプルの3ピースを採用。ピックアップはEMG81、ブリッジにはGOTOH社の510UBを搭載しており、記念モデルでありつつギターとしても本気で作り込んである。ヘッドのモンスターハンター&ESPロゴ、12フレット部のリオレウス・インレイなど、装飾面もしっかりと追い込まれており、数々のコラボ企画を実現してきたESPらしい素晴らしい仕上がりだ。受注期限は2015年3月31日までで、価格は専用のハードケース付きで230万円。

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モンスターハンター × ESP 炎剣リオレウスギター × デジマート地下実験室

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GoPro HERO3+ Black Edition / MUSIC

 今回、井戸沼室長が頭に付けて撮影したのは、ウェアラブル・カメラ GoPro「HERO3+ Black Edition / MUSIC」。おもにアウトドアやスポーツの世界で、高画質でダイナミックな映像が撮れると大人気だが、ミュージシャン向けに特化したパッケージがこの「HERO3+ Black Edition / MUSIC」だ。ステレオ音声入力用アダプターや楽器を痛めづらい粘着マウント、マイクスタンド用マウントなど、ミュージシャンが必要とするアタッチメントをパッケージ化している(井戸沼室長は、アタッチメント「Head Strap +QuickClip ACHOM-001」を利用した)。 [この商品をデジマートで探す]

※ 「HERO3+ Black Edition / MUSIC」は、GoPro 特約楽器店のみでの販売になります。
モリダイラ楽器(オフィシャルページ)

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