ギターやキーボードの音色が瞬時にオルガン・サウンドに切り替わるオルガン・マシーン「B9」は、ブッカー・T.ジョーンズやドアーズの演奏などで聴くことができる伝説的なオルガン・サウンドを筆頭に、9種類のプリセット・サウンドを内蔵。その内訳は、ファット＆フル／ジャズ／ゴスペル／クラシック・ロック／ボトム・エンド／オクターブス／カテドラル／コンチネンタル／ベル・オルガンと、あらゆるジャンルを網羅している。

　今回新たに登場した「C9」は、やはり9種類のプリセット・サウンドを内蔵しているが、ディープ・パープルやレッド・ツェッペリン、ELP（エマーソン・レイク・アンド・パーマー）などを意識したロック系のオルガン・サウンドから、キング・クリムゾンやビートルズの楽曲でも聴くことができるメロトロンなど、やはりロック寄りのビンテージ・キーボードのサウンドも再現。その内訳は、トーン・ホイール／プログ／コンパクト／シマー／ロード・パープル／メロ・フルート／ブリンプ／プレス・トーン／テルスター。コントロール・ノブは「B9」と同様、ドライ・ボリューム／オルガン・ボリューム／モジュレーション／クリックとなっており、原音とエフェクト音の音量バランスが調整できるのはもちろん、選択したプリセットによってコントロール・ノブの役割が変わるため、それぞれの音色の特性に応じた調整が可能となっている。なお、電源は付属の9V DCセンターマイナス・アダプター「JP9.6DC-200」を使用。

　また、以下のYouTube動画では、各プリセットの音色の紹介に加え、終盤では「C9」と「B9」を両方接続しての比較や同時演奏も行っているので、ぜひ確認してほしい。