Bose S1 Pro+ wireless PA system × 松井祐貴&井草聖二
- 2024/04/25
Gibson Custom Shop / Historic Select 1957 Les Paul Custom Reissue Heavy Aged PSL
レス・ポールの最高峰True Historicをベースに、正規ディーラーからのオーダーに対応するHistoric Select。今回紹介するのは、1957レス・ポール・カスタムをヘヴィ・エイジドで仕上げた迫力満点の最新作。一生を添い遂げるレス・ポール・カスタムとして、申し分のない1本です!
使用アンプ:マーシャルJVM205H(ヘッド)+1960A(キャビネット)
使用シールド:ギブソンInstrument Cable
1957レス・ポール・カスタム・ヘヴィ・エイジド──本器はHistoric Select(以下:HS)ならではの“攻め”のモデルです。True Historic(以下:TH)が現在最高のレス・ポールであることは周知のとおり。しかし、完成度を追求するがゆえに生産本数が限られており、フィニッシュなどのバリエーションも絞り込まれています。HSの場合は、THの仕様を踏襲しつつ、独自の色味や杢といったオーダーにも応えてくれる柔軟さがポイント。今回の1957レス・ポール・カスタムに関して言うと、THレス・ポール・カスタムの初年度生産本数は上限200本で、もちろんエイジド・モデルはありませんでした。しかし、使い込まれたブラック・ビューティの凄みを知っている日本正規ディーラーのオーダーにより、このHistoric Select 1957 Les Paul Custom Reissue Heavy Agedが完成しました。
動画や写真で見ての通り、ウェザーチェックや打痕、塗装の剥がれといったエイジド処理が施され、ビンテージ・ギターと見紛う迫力を醸し出しています。THにない以上、作るしかない──こうしたディーラーの思いと、それに応えたギブソンの技術──冒頭に“攻め”のモデルと述べた意味が、おわかりいただけたかと思います。
1957レス・ポール・カスタムは、スタンダードや後年のカスタムとは異なり、ボディ・トップにメイプルを貼らないオール・マホガニー・ボディが特徴です。本器の塗装が剥がれた部分から覗く地肌を見れば、木フェチにはオール・マホ・ボディを忠実に再現していることがわかるでしょう。その他、黒々としたエボニー・フィンガーボードや、ワッフルバック・チューナーも注目していただきたいポイントです。もちろん、作業時間が長くなることも厭わずにCNCルーターを2度使用して最後は手作業で仕上げる優美なボディ・トップ、莫大な費用をかけて解析し直したパーツ類等、最新のTH仕様はそのまま採用されています。
本器のサウンドは、ファンにはお馴染みの“
見た目、音ともに凄みのあるHistoric Select 1957 Les Paul Custom Reissue Heavy Aged。レス・ポール・カスタム・ファンにとって、現在手に入れられる究極の1本であることは間違いありません!
※次回の週刊ギブソン〜Weekly Gibsonは年内最後! 12月25日(金)を予定。
価格:¥1,266,000 (税別)