多くのプロ・ミュージシャンから絶大な信頼を得ている、フリーダム・カスタム・ギター・リサーチ。同社のオリジナル・ベースであるDULAKE（デュレイク）は、コンパクトなボディと古き良きソウルフルなサウンドを両立した人気モデルだ。今回、Dulakeシリーズの新機種として「Dulake Libero」と「Dulake Flat」がラインナップされた（掲出画像はプロトタイプ）。

　イタリア語で自由を意味する“Libero（リベロ）”。特にサッカーにおいては、行動範囲の広い攻撃的な守備プレイヤーのことを指す。さながら「Dulake Libero」も、あらゆるプレイ＆サウンドに対応する高いポテンシャルが魅力となっている。ボディ材はアルダー2ピースとライト・アッシュ2ピース（※アップ・チャージ）から選択可能。オリジナル・デザインによるピックガードは、お好みにあわせて多彩なバリエーションの中から選択できる。ネックはメイプル1ピースで、34インチ・スケール。指板はローズウッドとメイプルから選択可能で、フラットな400R、24フレット仕様となっている。フレットは錆びないステンレス製で、硬さの異なるSPEEDYとWARMから選択が可能。幅や高さなどのバリエーションもあり、やはりお好みで選択できる。ネック・ジョイントは、フリーダムが誇るARIMIZO ＆ One Point Jointで、ライト・アッシュ・ボディには、従来通りブラス製のプレートを採用。アルダー・ボディには、そのサウンド・キャラクターに合わせて、今回初めてアルミ製のプレートが採用されている（Dulake Flatも同様）。ピックアップは従来のDULAKE同様、オリジナルのハムバッカーを2基搭載。また、プリアンプはアクティブ／パッシブの切り替えが可能で、2ボリューム／1トーン（プッシュ＝アクティブ／プル＝パッシブ）／トレブル／ベースの5ノブとなっている。

「Dulake Flat」は、ボディ材と構造が大きく異なる。ボディ・バックはアルダー2ピースとライト・アッシュ2ピース（※アップ・チャージ）から選択可能で、美しいフィギュアド・メイプル材のトップとの間には、音質的にスパイスとなるウェンジをラミネート。これにより、クリアかつ豊かな低域を実現している。また、モデル名の通りフラット・ボディとなっている。

　なお、両モデルともに5弦モデルもラインナップ。さらなる高みを目指すベーシストであれば、最高峰と言っても決して過言ではない品質と演奏性を、ぜひ一度は体験してほしい。

Freedom Custom Guitar Research／Dulake Libero（※画像はプロトタイプです）

Freedom Custom Guitar Research／Dulake Flat（※画像はプロトタイプです）