ケンタウルス系ペダルの進化形「ARCHER IKON（アーチャー・アイコン）」や、ダンブル系サウンドで人気の「Dude（デュード）」などで知られるエフェクター・ブランド、J.ROCKETT AUDIO DESIGNS。そのツアー・シリーズより、新たにドライブ系ペダル5機種が登場した。

　「.45 Caliber（フォーティーファイブ・キャリバー）」は、オリジナルの1962 JTM45の歪みを追及したモデル。そのサウンドは、マルコム・ヤング（AC/DC）やピート・タウンゼンド（The Who）のバッキング・サウンドを彷彿とさせる。コントロールは、GAIN／BASS／TREBLE／LOUDを装備。市場実勢価格は31,000円（税別）。

　「Blue Note（ブルー・ノート）」 は、温かい音色が特徴の「Blue Note OD」をよりコンパクトにしたもので、 ゲインと中音域および低音域をブーストするホット・スイッチは除外されている。コントロールはGain／Fat／Tone／Volを装備し、Fatで低音域、Toneで高音域を調整。幅広い音作りが可能となっている。市場実勢価格は31,000円（税別）。

　「GTO（ジー・ティー・オー）」は、ナッシュビルのセッション・ギタリスト、ガスリー・トラップと共同開発したモデル。ノーベルズのODR-1 ナチュラル・オーバードライブのサウンドをモチーフに、ナッシュビル系のサウンドに仕上げられている。コントロールは、Gain／Warmth／Accent／Levelを装備。引き締まった低音域と、歪み過ぎないマイルドで滑らかなオーバードライブが特徴だ。歪みをカットすることも可能なため、クリーン・ブースターとしても活躍する。市場実勢価格は32,000円（税別）。

　「Hooligan（フーリガン）」は、ポール・トロンベッタ（ハンドメイド・エフェクター・ブランド“PTD”代表）がサウンド・デザインを手掛けたRockett Pedals「WTF Fuzz」のツアー・シリーズ版。コントロールはGAIN／GUNK／LEVELと、よりシンプルに仕上げられている。ファズ特有の耳障りな音色を排除し、ウォームなサウンドを実現。市場実勢価格は31,000円（税別）。

　「Lenny（レニー））は、スティーヴィー・レイ・ヴォーンのクリーン・サウンドをベースに、ダンブル系アンプの究極のクリーン・サウンドを再現。コントロールはtone／boost（クリーン・ブースト）のみとシンプルだが、幅広く、かつ上質なサウンドが得られる。市場実勢価格は31,000円（税別）。

　クリーン・ブーストからファズまで、ギタリストの多用なニーズに応えるJ.ROCKETT AUDIO DESIGNSのニュー・モデル5機種。きっと、求めるサウンドに出会えるはずだ。