青く光るパネルでもおなじみ、ドイツ発のアンプ・ブランド“Hughes&Kettner（ヒュース＆ケトナー）”。今回、世界中で大ヒットとなった人気シリーズ「TubeMeister（チューブマイスター）」が、格段のグレードアップを遂げ、新登場を果たした。

　チューブマイスター・シリーズは、究極のオール・チューブ・アンプとして高い評価を受けるカスタムチューブ・シリーズのDNAを受け継ぐ、コンパクトなオール・チューブ・アンプ。これまで、ヘッドは5Wと18Wと36Wの3種類がラインナップされていたが、20Wの「TubeMeister Deluxe 20」および40Wの「TubeMeister Deluxe 40」として新発売。一部のサーキットを変更することで、音質が格段に向上している。その音圧とボリューム感は、最上位モデルであるカスタム・チューブ・シリーズの「トライアンプ・マーク3」に匹敵するレベルだ。ちなみに、「TubeMeister Deluxe 20」はクリーン＆リードの2チャンネルで、パワーソーク（ワット数切り替えスイッチ）は20W／5W／1W／0Wの4段階。「TubeMeister Deluxe 40」はクリーン＆クランチ＆リードの3チャンネルで、パワーソークは40W／20W／5W／1W／0Wの5段階となっている。さらに今回、最先端スペックとしてレッド・ボックスDIアウトを装備。キャビネット・エミュレーションは、ビンテージ／モダン、スモール／ラージ、ライン／マイク、オン／オフという4つのスイッチを新たに装備し、プロ・レベルの自宅レコーディングにも完全対応している。ぜひ実機をチェックしてほしいところだが、必ずそのハイクオリティなサウンドとコンパクトなサイズとのギャップに衝撃を受けるはずだ。

TubeMeister Deluxe 20

TubeMeister Deluxe 40