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  • ベース・マガジン連動「ベーシストのエフェクト・ボード拝見!」#009

Makoto(HER NAME IN BLOOD)のエフェクト・ボード拝見!

プロ・ベーシストのエフェクター・ボードをフィーチャーしていくベース・マガジンの人気連載「お宅のエフェクト・ボード拝見!」。ここでは同連載の2016年6月号に連動し、当該アーティストが使用する、デジマート上でも購入できるエフェクト類を厳選して紹介していく。今回は15年にメジャー・デビューを果たしたHER NAME IN BLOODのメタリックなバンド・サウンドを、Low Cというヘヴィ・チューニングで支えるMakotoが登場。すべてのペダルを常時オンにしているという、漢気あふれるボードに注目だ。

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 上段は右から、Darkglass ElectronicsMICROTUBES B7K Analog Bass Preamp(オーバードライブ/プリアンプ)、BOSSNS-2 Noise Suppressor(ノイズ・サプレッサー)、その下がaudio-technicaATW-R1500J(ワイヤレス・レシーバー)、左隣がEBSMULTI COMP(コンプレッサー)、BOSSTU-3 Cromatic Tuner(チューナー)。右下はCAJAC/DC Station III(パワー・サプライ)。

※各ペダルをどう使っているかは、ベース・マガジン2016年6月号で本人が詳しく解説しているので、そちらもチェックしてほしい。

Makotoの機材をチェック!

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audio-technica/ATW-R1500J

 コンパクトかつ堅牢なメタル・ボディを持つ、2.4GHzデジタル・ギター・ワイヤレス・システム専用レシーバー。2つの出力端子、2つの出力モードを装備し、アンプの切り替えなどに使用するA or Bモードと、チューニングに便利なA Muteモードが選択できる(ABセレクト機能)。また、1台のレシーバーに8台のトランスミッターを事前登録できるため、トランスミッターの電源オン/オフのみでレシーバーと自動接続。ペアリングを逐一行なう必要がなく、スムーズな楽器の持ち替えが可能となっている(マルチ・ペアリング機能)。

希望小売価格:33,000円
オフィシャルHP:オーディオテクニカ

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EBS/MULTI COMP Studio Edition

 EBSは、ベース用機材に特化したメーカーとして、1988年スウェーデンにて創業。本機は、ノーマル(一般的なソリッド・ステート)に加え、チューブ・シミュレーションとマルチ・バンドの3モードを持つアナログ・コンプレッサー。モデル・チェンジにより、現在はリレー・スイッチングを採用したこちらのスタジオ・エディションが登場。また、派生モデルとしてギター・エディションもラインナップされている。

定価:28,500円
オフィシャルHP:モリダイラ楽器

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Darkglass Electronics/MICROTUBES B7K Analog Bass Preamp

 フィンランド発のベース用エフェクター専門ブランド、ダークグラス・エレクトロニクスのアナログ・プリアンプ。定評のある「B3Kオーバードライブ」のパワフルでダイナミックなサチュレーション回路を用い、さらに強力なロー/ロー・ミッド/ハイ・ミッド/トレブルの4バンド・イコライザーを追加。さらに、バランス出力のライン・ドライバー内蔵により、XLR端子のダイレクト・アウトプットも装備(グラウンド・リフト・スイッチ付き)。PAやスタジオのミキサーに直接出力できる。入力信号をスルー・アウトするパラレル・アウトプットも装備。

定価:オープン
オフィシャルHP:LEP INTERNATIONAL

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BOSS/NS-2 Noise Suppressor

 ノイズ・ゲートは楽器の音が出ている間はノイズを消さないため、音が出ていないときとの境目が不自然になることがあったり、ノイズ・リダクションの場合、ノイズは除去できても原音のアタックまで消えてしまったり、やはりエンベロープが不自然になるなどの弊害もあり得る。本機は、楽器の音とノイズ成分を分離して検知するボス独自の方法を採用。原音には一切影響を与えずに、ノイズやハムだけを一掃することを可能にした。コントロールは、スレッショルド、ディケイ、モード(リダクション/ミュート)を装備。他のコンパクト機器への電源供給も可能だ。

定価:オープン
オフィシャルHP:ボス

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BOSS/TU-3 Cromatic Tuner

 ステージに最適なコンパクト・タイプTU-2の後継モデル。野外での視認性をさらに高める高輝度モードを新たに搭載し、21個ものLEDによる滑らかなメーター表示、ギター・モードで6半音(ベース・モードでは3半音)までのフラット・チューニングへの対応など、より快適なチューニングを実現している。表示パターンは、針式メーターをイメージした“セント”と、ピッチの高低を光の流れで表現する“ストリーム”から選択可能。また、半音単位で音名を確認できる“クロマチック”以外に、弦番号で表示できる“ギター・モード/ベース(5弦ベース対応)・モード”も装備。そして、チューニングの完了をLEDの動作で知らせるアキュピッチ・サイン機能も搭載。他のコンパクトへの電源供給も可能だ。

定価:オープン
オフィシャルHP:ボス

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CAJ/AC/DC Station III

 10年以上に渡りロングセラーを続けるAC/DCステーションの第三世代。CAJこだわりのトランス電源を採用することで、世界トップ・クラスの耐ノイズ性能を実現。それでいて、エフェクト・ボードに収まりやすい省スペース設計が魅力だ。しかも小型&軽量でありながら、AC/DC変換効率を高めることで十分な電流容量を確保。さらに、低損失レギュレーターを搭載することで、電圧変動や電圧低下による影響を最小限まで抑え、クリーンかつ安定した電源を供給する。なお本機は、第四世代の「AC/DC Station IV」にモデル・チェンジ後(現在は生産完了品)、さらにそのホワイト・バージョン「AC/DC Station IV White」(税別定価9,000円)に引き継がれている。

※生産完了品

ベース・マガジン2016年7月号では首藤義勝(KEYTALK)のボードを紹介!

 リットーミュージック刊『ベース・マガジン2016年7月号』の連載「お宅のエフェクト・ボード拝見!」では、首藤義勝(KEYTALK)のエフェクト・ボードが紹介されています! 機材の紹介はもちろん、セッティング・パターンやアーティスト本人のコメントを交えた解説も掲載されているので、是非チェックしてみて下さい。さらに、本号の表紙は日向秀和(ストレイテナー、Nothing's Carved In Stone)! プリンスの追悼特集や、フレデリック・レクレルク(ドラゴンフォース)直伝の奏法セミナーも掲載。

ベース・マガジン2016年7月号の詳細はこちらから!


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