2008年に設立された国産ブランド、VEMURAM（ベムラム）。マイケル・ランドウも愛用するオーバードライブ「Jan Ray」や、70～80年代のマーシャル・サウンドを意識した「Karen」、60年代のファズを現代的によみがえらせたかのような「Shanks 4K」、そして最近では、真空管アンプならではの自然かつ滑らかなドライブ感を再現した「Galea」など、特に歪み系ペダルにおいて熱い注目を集めている。

　今回、新たに登場する「Budi」は、2016 Winter NAMMで発表された、クリーンでナチュラルなブースト・ペダル。コントロールは、ブースト／レベルに加え、ベース／トレブルの2バンドEQを装備。さらに、上部のトリマーを調整し、オンとオフの音量差をなくした状態で音作りをすることで、より自然なブースト感を得ることができる。なお、好みに応じて9Vのバッテリーおよびアダプターと、18Vのアダプターが使用可能（昇圧機能は備えていない）。ちなみにLEDは、9Vで使用している際はオレンジ色に点灯、18Vで使用している際は赤色に点灯する。市場想定売価は36,000円（税別）。