ローファイ・オーバードライブ「AGDR-101」や、一切のコントロール・ノブはおろかオン／オフ・スイッチすら持たないバッファー「AGDR-401」を発表し、高い評価を受けている新進気鋭のブランド“A.S.W”。そのオリジナル・ペダル第3弾の発売が発表された。

　ハイゲイン・オーバードライブ＆ディストーション「AGDR-102」は、3ステップ・ドライブ・サーキットを搭載。各ステップにおいて適正な倍音が得られるように設計されており、独自のノン・クリッピング・ドライブ回路により、ゲインを上げてもコード感や各弦の分離感を失うことはない。この3ステップ・ドライブ・サーキットは、ギター本体のボリュームとの相性が非常に良いため、エフェクト・オンのまま、手元のコントロールでクランチからハイゲインまで自由自在だ。コントロール・ノブは、ボリュームとゲインに加え、キャラクターを装備。これは主に倍音成分を調整するノブで、音が一気に前に出てくるようなリード・サウンドから、高音域と低音域に広がりのあるバッキング・サウンドまで、必要なサウンドがスムーズに作り出せる。また、内部で負電源を生成し、±9Vで回路を駆動。幅広いダイナミック・レンジを確保しつつ、動作基準点を0Vにすることで電源ノイズの干渉を極限まで回避している。そして、厚さ2mmの極厚インナー・フレームと希少木材パープル・ハートから成るボディは、ツアーなどでも心配なく使える高い堅牢性を実現。生産数が少ないため、確実に入手したい方には予約をオススメする。