ボスより、次世代のエレクトリック・アコースティック・ギター用のプリアンプ「AD-2」が新たに登場した。

　「AD-2」は、コンパクトな筐体に高品位なサウンド・エンジンを搭載している。操作もシンプルで、複雑な共振特性を持つアコースティック・サウンドを再現すべく、ACOUSTIC RESONANCEノブを回すだけで、複雑に絡み合った複数のパラメーターを調整。ピエゾ・ピックアップ特有の硬質なサウンドに、アコースティック・ギターが本来持っている自然な響きを付加してくれる。また、アコースティック・ギター専用に設計された高品位かつ自然な残響が得られるアンビエンスを搭載。ACOUSTIC RESONANCEと同様、複雑に連動する多数の内部パラメーターの調整をAMBIENCEノブ1つで実現している。そして、アコースティック・ギターに付きものと言えるハウリング対策も万全だ。専用のノッチ・フィルターを搭載し、音色変化を最小限に抑えつつハウリングの原因となる帯域のみをNOTCHノブで調整可能。アコースティック・ギターの自然な響きを確保する。

　さらに、通常のアウトプット（ギター・アンプ用）とは別に、DIボックスを介さず直接PAへバランス出力できるLINE OUT端子を装備。しかも、その音色はライン出力用にカスタム・チューニングされているため、自然な響きと芯のあるピエゾ・サウンドを共存させながら、全体的なバランスのとれた理想のライン・サウンドを実現してくれる。その他、チューニングやギターの持ち替えに便利なミュート機能も搭載。もちろん、ボスではおなじみ、安心の5年保証付きだ。

　なお『2016楽器フェア』の11/5（土）には、ローランド・ブースにてBridge Stone（佐橋佳幸氏と石成正人氏）の両氏が、「AD-2」と「CP-1X」を使用したアコースティック・デュオでのデモンストレーションを行なうので、ぜひチェックしてほしい。

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