LUNA SEAやX JAPANのギタリストとして、またソロ・アーティストとして活躍中のSUGIZO。ESPのHORIZONやECLIPSEを中心に、これまでに多彩かつ個性的なシグネチャー・モデルを発売しているが、今回モデル・チェンジを含む5機種が新たに発表された。

　「ECLIPSE S-II BRILLIANT -MIXEDMEDIA-」（写真左端）は、SUGIZOがX JAPANで使用しているモデルとして知られているが、現在のプレイ・スタイルに合わせてマイナーチェンジが施された。ボディ材はハード・メイプル・トップ／マホガニー・バックに変更され、よりレンジの広いサウンドにシフト。そして、フロント・ピックアップをセンターに移動し、搭載機種もセイモアダンカンのSCR-1 Cool RailとTB-6 Distortionに変更されている。また、コントロールには新たにマスター・トーンを追加。さらに、フロイドローズのトレモロ部には、これまでアーム・アップ用のリセス・キャビティが設けられていたが、廃止となった。なお、本機は受注生産となっており、特殊塗装のボディは1本1本手作業で加工されるため、同じ模様のものは存在しない。「ECLIPSE S-II」（写真左から2番目）は、そのブラック・カラー・バージョンで、こちらはレギュラー生産モデルとなっている。

　「ECLIPSE R-IX」（写真左から3番目）と「ECLIPSE V-IX」（写真右端）は、「ECLIPSE R-VIII」と「ECLIPSE V-VIII」のピックアップ配列をアルニコV（フロント）＋P90タイプ×2（センター＆リア）に変更したモデル（他のスペックは変更なし）。そしてEDWARDSからは、「N-ST SGZ Custom -D2-」（完全受注生産）のハイ・コスト・パフォーマンス・モデル「E-SE-D2」が新登場。ピックアップ・セレクターがリアのときにフロント・ピックアップをミックスできるスイッチも装備している。なお、ピックのニュー・モデルも完成。ESP「PA-LS07-2」と「PA-LS08-2」で、希望販売価格は各100円（税別）。こちらのみ12月下旬頃の出荷予定となっている。

EDWARDS／E-SE-D2

ESP「PA-LS07-2」（上）、「PA-LS08-2」（下）