Bacchus 30周年記念スプリングキャンペーン
- 2024/03/22
Ibanez/RG6PCMLTD-BRG、RG6PCMLTD-BRG、RG7PCMLTD-TKG
カリフォルニア州アナハイムにて1月19日から22日まで開催される、The NAMM show 2017。アイバニーズのブースでも、ニュー・モデルや限定モデルなど、多数の製品が展示されるということで、その中でも特に注目のエレクトリック・ギターを3機種ピックアップ!
アイバニーズを代表するRGモデルは、2017年で誕生30周年を迎える。これを記念してPremiumシリーズより、かつてないカスタム・スペックを投じて完成された6弦モデル「RG6PCMLTD-BRG」「RG6PCMLTD-BRG」と、7弦モデル「RG7PCMLTD-TKG」が限定で登場。その共通スペックとして、まずネックは薄い握り心地と握りやすさに加え、工芸美も追求したウィザード・シェイプを採用。また、ウェンジを中心にブビンガ/メイプル/パープルハートという4種類の材を使用した11ピース構造は新たな試みで、強度やサステインに優れ、明瞭で芯のあるサウンドも特徴と言える。ボディ材はアッシュで、トップにはエキゾチックな杢目が美しいカーリー・メイプルを採用。このカーリー・メイプルは、ヘッド・トップと指板にも採用されており、しかも薄い化粧板ではなく、最上位シリーズのj.customとほぼ同等の厚さのある材料を使用している。そして、ボディ・トップ&サイド&バック/ヘッド・トップとも、垂直方向にカラーが遷移していくフェード・フィニッシュを採用。ちなみに、ナチュラル・バインディングは、ボディのエッジ部にマスキング処理をしてフィニッシュを施すことで作られており、このフェード・フィニッシュとナチュラル・バインディングは、従来の量産モデルでは考えられないような手間のかかる工程を要するものだ。
木部以外では、フレットには明るく伸びやかで立ち上りの良いステンレス(ジャンボ・サイズ)を採用。エッジには、Premiumシリーズ最大の特徴でもある“Premiumトリートメント”が施されている。これは、ネックの完成工程で専門の職人が1本1本ファイル(棒平やすり)で研磨仕上げを施すという特別な工程。ステンレスは通常のフレット素材よりも硬度が高く消耗しにくいが、その反面、加工が困難で、エッジの処理やレベリングには高い技術を必要とする。そして、指板サイドのポジション・インレイには、暗転したステージでも視認できる蓄光性素材を使用。ハードウェア関連では、トレモロ・ユニットはアイバニーズ伝統のトレモロ“EDGE”の流れを汲む、ナイフエッジ支点構造のEdge-Zero IIを搭載。マシンヘッドには、ポストへの巻き付けが不要で安定度も高い、ゴトーの“Magnum Lock-Trad”を採用している。
なお、ピックアップはUSA製のディマジオで、「RG6PCMLTD-BRG」「RG6PCMLTD-BRG」はフロントに“Air Norton”、センターに“True Velvet”、リアに“The Tone Zone”、「RG7PCMLTD-TKG」はフロント/リアとも“PAF 7”を搭載している。3機種とも、再生産は二度と行なわれない限定モデルのため、早めのチェックをおすすめする。
価格:¥172,000 (税別)
価格:¥172,000 (税別)
価格:¥182,000 (税別)