デンマークのガレージ・メーカー“EMMA electronic（エマ・エレクトロニック）”より、オクタ―バーとファズを合体させた新たなエフェクター「OKTO-NØJS」が発表された。

　“OKTO”はオクターバー、“NØJS”はオクターブ・ファズを意味しており、オクタ―バーは正確で素早い追従性が特徴。そこで生み出される1オクターブ下のサウンドは、まろやかでふっくらとした音色から警告音のような音色まで幅広い。ベースの音域でもしっかりと追従してくれるので、攻めた音作りに興味のあるベーシストにもおすすめだ。そしてオクターブ・ファズは力強い音色が魅力で、原音の歪みとオクターブ下の歪みを別々に設定可能。ピッキングの強弱に対するレスポンスも高く、またシンセのような分厚いサウンドも生み出す。なお、原音にかかるファズは、滑らかなオーバードライブから潰れたファズまで幅広く変化。オクターブ下にかかるファズは、ディープで厚みのある音色や鋭く激しい音色も表現してくれる。さらに、オクタ―バーとオクターブ・ファズそれぞれにドライ音をブレンド可能。クリーンなオクターブ音で低音にさりげなく厚みを加えたり、ダブリングのような効果も生み出す。

　ちなみに、オクターバーおよびオクターブ・ファズとも100％アナログ回路で、スイッチはトゥルー・バイパスを採用。