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究極のステージ・ピアノ Roland RD-2000

Roland / RD-2000

  • 制作:デジマート・マガジン 文:篠田元一 撮影:八島崇(写真*を除く) アーティスト取材・文:井手朋子

プロ、アマチュア問わず、多くのキーボーディストたちに支持され続けてきたローランドのステージ・ピアノRDシリーズ。その最新機種であるRD-2000は、飛躍的な進化を遂げたモデルとなった。本企画では、ピアノやエレピに精通するキーボーディストたちが、その実力をいち早くレビュー。サウンドはもちろん、機能性や拡張性までじっくりと検証してもらった。

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INTRODUCTION

 ローランドから初のデジタル・ピアノRD-1000が発売になったのが1986年。それ以後、RDシリーズはステージ・タイプのデジタル・ピアノの定番モデルとして多くのミュージシャンから支持されてきた。リハスタなどでもRDシリーズはよく見かけることだろう。30年以上の月日が流れた2017年、最新モデルRD-2000の登場となった。筆者も歴代RDシリーズの大半のモデルは愛用してきたが、今回はサウンド、タッチ、機能面、またデザインにいたるすべてにおいて、抜群の完成度と言ってもいい。僭越ながら開発段階から触らせていただいたが、最初にRD-2000を触れたときのファースト・インプレッションは嬉しい笑みの連続だった。魅力満載の本機種、早速詳しく紹介してみたい。

Roland RD-2000 / 価格:オープン・プライス(市場予想価格:税抜き230,000円前後)(写真*)

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エッジの効いたボディと視認性に優れるインターフェース

 ステージ・ピアノをコンセプトとしているからには、外観、つまり見た目も重要だ。前モデルRD-800はカドを丸めた流線型の先進的なイメージであったが、RD-2000ではエッジの効いたどちらかと言えば硬派な88鍵のシンセの風貌を感じさせている。鍵盤左のピッチ/モジュレーション・レバーに加えて、パネル左には2つのホイールが装備されているあたりからはマスター・キーボード的な印象も与えているだろう。

角張ったボディは、持ち運びがしやすいのもポイント。歴代のモデルに比べ、軽量化も図られている。(写真*)

 黒のアルミ・ボディはヘアラインも相まって高級感を増し、LED付きのツマミやスライダー、ホイールなどは視認性が高く、見た目もクールだ。外観だけでなく鍵盤の前に座ったときの気分は重要で、マニュアルがなくても、機能の大半の操作が感覚的につかめる。ここも大きなポイントだ。

パネル上の音色カテゴリー・ボタン。アコースティック・ピアノ音色は、グランド・ピアノ系の“CONCERT”とアップライト・ピアノ系の“STUDIO”の2つのカテゴリーがある。

RD-2000では新たに“ONE TOUCH PIANO”機能を搭載。ライブなどで誤ったボタンを押してしまった際などに、ワンタッチでピアノ音色(もしくは登録した任意の音色)に戻ることができるのだ。

 ピアノ・タッチの88鍵キーボードとなれば、楽器としては大きいし21.7Kgとそれなりに重い。しかし歴代のRDと比較すれば軽量化が実現されている点に着目したい。

V-Pianoテクノロジーによる存在感抜群のピアノ・サウンド

 音源方式を見てみよう。RD-2000ではRD-800から継承されたSuperNATURAL音源、PCM音源に加えて、アコースティック・ピアノ(アコピ)音色には最新のV-Pianoテクノロジー音源が搭載されたデュアル・サウンド・エンジンが採用されている。SuperNATURALのサウンドは近年のローランド・シンセに搭載されており、楽器固有の振る舞いまでも再現した超リアルなサウンドは、読者にもお馴染みだろう。それに対し、V-Pianoテクノロジー音源はこのRD-2000で初めて搭載されるため、ここで少し触れておきたい。

 従来の各社デジタル・ピアノの音源は、アコピの音を録音したサンプリング音源方式が主流だ。メモリーを贅沢に使用したステレオ・マルチ・サンプリングに加え、ベロシティ・スイッチなどによって多層的な音色をタッチによって鳴らし分けたり、さまざまな演奏状態に応じた膨大なメモリーを使えば、ソフト音源を例にとるまでもなくリアル度は増してくる。

 例えば、多くのピアニスト、キーボーディストから絶賛されるV-Pianoは、膨大なメモリーによるサンプリング方式とは根本的に機構が異なる。弦、ハンマー、響板、ダンパーなどの音を生み出す各コンポーネントをモデリングにより再現させ、複雑かつ整合をとりながら相互干渉をさせて発音させていくものだ。アコピの発音原理をベースにして、忠実にピアノ・サウンドをリアルタイムで生成するイメージで、リアルさに加えて柔軟性とレスポンスに優れた音源である。

V-Pianoテクノロジーの音色画面には、“MD(Modeling)”の文字が表示される。

ピアノ音色のサーチ画面。V-Pianoテクノロジーのほか、SuperNATURALやPCMによるピアノ音色もふんだんに内蔵。

 RD-2000に搭載されたV-Pianoテクノロジー音源は、このV-Pianoで培ったノウハウを活かして開発されている。演奏すると分かるが、V-Pianoが持つ唯一と言っていい課題であった発音のレスポンスが改善され、それにより演奏性が大幅に向上している。特定の鍵盤を連打するような奏法にも発音が遅れることなくしっかりと対応してくれる印象だ。今までV-Pianoを弾いたことがあるプレイヤーはレスポンスの良さを、PCMタイプのアコピ音色しか弾いてこなかったプレイヤーはその音と表現力をすぐに実感できるだろう。アタックから最後のリリースまで、とても滑らかで“音が生きている”イメージを体感できる。ちなみに発音数はフル・ポリフォニーを実現している。

 誤解を恐れず1つ付記したいのは、V-Pianoテクノロジー音色と何十GBの波形メモリーを使ったソフト音源のピアノ音色を比較すると、瞬間的、静止画的なリアリティはソフト音源に軍配が上がるかもしれない。またV-Pianoテクノロジーのサウンドは微妙に作りもの的な響きを感じる人もいるだろう。しかし、実際バンドのオケ中でこのV-Pianoテクノロジーのサウンドを鳴らすと、信じられないほど音が埋もれない。これは音質的にヌケが良いとか音量の問題ではなく、音の存在感の高さの証だ。プレーヤーがスムーズに心地良く弾けるゆえの出音のスピード感も微妙に絡んでいるのかもしれない。

 なお、アコピ音色は前述のとおり、前モデルのRD-800に搭載されたSuperNATURALやPCM音源のものもフォローされているので、目的や好みに応じて選べる。

RD-2000は、より自分好みの音色を作り出せるPIANO DESIGNER機能を装備。弦の共鳴や離鍵時の共鳴、ハンマー・ノイズといったピアノ特有のパラメーターを調整可能だ。

さらに、1鍵1鍵の音程、音量、音質を調整することのできるINDIVIDUAL NOTE VOICING機能も備えている。

当時の空気感を醸し出すハイクオリティなエレピ・サウンド

 アコピと同じくらい気になるのがエレクトリック・ピアノ(エレピ)音色だろう。エレピの音源はSuperNATURAL音源を採用し、前モデルのRD-800をベースにさらにブラッシュアップ。60年代、70年代、80年代の象徴的とも言えるエレピ音色にかなりこだわりを持って研究している感じで、その音色を鳴らすだけで当時のヒット曲が思い浮かんでくる。多彩なローズ、ウーリッツァー、DXエレピ系は無論のこと、一世を風靡したRD一号機RD-1000やその音源モジュールMKS-20のサウンドもしっかりと収録されている。

 また、エレピと言えばモジュレーター系エフェクターと組み合せたカラフルなサウンドだ。RD-2000の内蔵エフェクターは充実していて素晴らしい。今回新たにボス製コーラス・エフェクターのCE-1のモデリング・エフェクトが入っている。お弁当箱のように大型で重いエフェクターであったが、とりわけクロスオーバー全盛期のエレピ・サウンドはこのエフェクターはかなり愛用されてきた。実際これをローズ系音色に効かせ、演奏の抑揚に合わせてコーラスのかかりを上下させながら演奏するとまさにデイヴ・グルーシンのエレピのサウンドが得られる。

SuperNATURAL(SNと表示)音源による エレピ・サウンドは、年代別の音色も収録。

エレピに合うビンテージのモデリング・エフェクトが充実。フュージョン・シーンなどで愛用されたボス製のコーラスCE-1を今回新たに装備した。

 それと個人的にも狂喜したのが当時のコーラスの超名機Dimension D(SDD-320)のモデリング・エフェクトが入っているところだ。ドナルド・フェイゲンの「I.G.Y.」で聴けるような上品なコーラスが特徴だ。プラグイン・エフェクトとしてもあまり出ておらず、筆者は今でも実機を使っているほど大好きなコーラスなのだが、“1+4” “3+4”など複数のモード・ボタンの押し具合によるエフェクトの変化も見事に再現されているのには驚かされる。

 なお、RD-2000には歴代のRDシリーズのサウンドも拡張音色という形で実機の波形レベルで供給される予定。また、SuperNATURAL音源には、ピアノ系以外に1,000以上の音色(トーン)を内蔵する。オルガン系、クラビ系では実機に迫る音作りや演奏表現が可能だ。ストリングス系、ブラス系、シンセ・リード系など、ライブ・ステージで使用頻度の高い音色がたっぷりと用意されており、これら音色のクオリティも実はかなり高い。そんな点からも本機は単なるステージ・ピアノのカテゴリーを越えたモデルとも言っていいだろう。

名機と謳われたDimension D SDD-320のモデリング・エフェクトも搭載。

こちらはSpace Echo RE-201のモデリング・エフェクト。

木材と樹脂のハイブリッドによる優れた鍵盤タッチ

 これだけ音源部が高品位に充実しているのだから、鍵盤部も優れていなければ本機の魅力も半減してしまうところだ。鍵盤部には木材と樹脂を組み合わせたハイブリット鍵盤PHA-50を採用。ピアノ系をはじめRD-2000のサウンドのポテンシャルをフルに引き出すための最適な鍵盤が搭載されている。

木材と樹脂を組み合わせたハイブリット鍵盤PHA-50の採用により、優れたピアノ・タッチを実現している。

 個人的に感じていることだが、ローランドのピアノ・タッチ鍵盤は、他社のピアノ鍵盤より微妙に深い印象を持っている。そして弾き始めは重くそこから加速して鍵盤が沈むようなイメージだ。そのため不要な重さを感じさせずに気持ち良い弾きごたえ感が得られる。ハンマー・アクションには高度なセンサー・メカニズムが働いており、加えて鍵盤の機構だけでなく、タッチによる音量や音色変化のベロシティ・カーブ、楽器ノイズ成分の加え方などが音楽的で絶妙に設定されている点も見逃せないだろう。いろいろ弾き比べると分かると思うが、かなり演奏のイメージが出しやすい鍵盤だ。

Musician’s Impression
ミュージシャンが弾くRD-2000

ADAM at

 ピアノ・セッション・バンドのフロントマンとして、自在にピアノを操るADAM at。RD-2000のピアノ音色や弾き心地は、どのように映ったのだろうか。試奏の感想を聞いた。

ピアノの音がすごくリアルでテンションが上がりました

ADAM at

 個人的に、嘘っぽいピアノの音がするぐらいならほかの楽器の音の方がいいというくらいこだわりがあるんですが、今回RD-2000を試奏してみて、ピアノの音がすごくリアルでテンションが上がりました。内蔵されているV-Pianoテクノロジーの音源は、鍵盤ごとに弦の種類や数までモデリングしているそうですが、グランド・ピアノをとても忠実に再現していますね。低音を弾くと揺れる感じがして、巻き弦の太い音がしました。実は、僕は音楽活動をする前、中古ピアノの弦を磨いたりハンマーを交換するピアノ修理の仕事をしていたんです。なので修理前と修理後のピアノの音は嫌というほど知っている。このRD-2000は、当然ですが出荷直前の完ぺきな音がしました。全体的にアタックの音がしっかり出ていて打楽器感がありますね。アンサンブルの中で音の良し悪しを判断するときは、アタックがちゃんと聴こえるかどうかが重要で、いくらコンプでアタック感を出してもダメなんですよね。RD-2000はちゃんとそこにこだわっていて、ソロでもバンドでも使えるピアノ音色になっています。また、ステージで使いやすいかということを一番に考えチューニングをしているそうですが、弾いていてそれがよく分かりました。

 数あるピアノ音色の中で気に入ったのは、「Aco Grand2」と「Stage Piano」です。「Aco Grand2」は重みがあって、特に低音に魅かれました。ただ低いだけでは音がこもってしまいますが、重くて低いけれど音がはっきりしている感じが伝わってきます。よく調律された、いいライブハウスのグランド・ピアノの音がしますね。「Stage Piano」は中低域がいいですね。アップ・テンポの曲よりロー・テンポやミドル・テンポの曲に使いたい、温かみのある音です。この音なら、バンドのサウンドの中でもケンカすることなく使えると思います。今挙げた最新の音色以外にも、RD-2000には歴代のRDシリーズの馴染みある音色も波形レベルで供給されるそうなので、周りでRDを愛用しているミュージシャンたちにぜひオススメしたいですね。

荒内佑(cero)

 普段はエレピ系の音色を使うことが多いというceroの荒内佑。今回は、エレピのほか、内蔵音色もしっかりチェックしてくれた。荒内が感じたRD-2000の特長とは?

アコースティック・ピアノ感覚で弾くピアノですね

荒内佑(cero)

 RD-2000に搭載されているV-Pianoテクノロジー音源は、サンプリングのピアノ音源とは明らかに鳴り方が違って、まるでグランド・ピアノを弾いているようでした。実は最初に弾いたとき、自分ってこんなに下手だったかな?と思ったんです(笑)。でも弾いていくうちに慣れてきて、これはアコースティック・ピアノを弾く感覚なんだと理解しました。全体的にベロシティのレンジが広いので、キーボードとして弾くのではなく、アコースティック・ピアノととらえて弾くのが良いかなと。うまく弾くにはコツがあって、タッチが繊細に反映されるという意識で弾いたら馴染んできました。ローランドのピアノの最高峰のエンジンをいいとこ取りした音源だそうですが、それも納得です。さらに弦の共鳴や離鍵時の共鳴、ハンマー・ノイズといったピアノ特有のパラメーターも調整できるので、ピアノを極めたい人には堪りませんね。

 数あるピアノ音色の中で特に気に入ったのは、「Stage Grand」という音色です。ピアノの音って、弾いているときはいい調子でも、後から録音したものを聴くとやっぱりサンプリングだなとがっかりすることがあるんです。でもRD-2000はそのがっかりする感じがない。レベルの高い音だと思いました。

 ピアノ以外にも、エレピ音色がとても充実しているんですよね。ローズ系で気に入ったのは、「1979 Envelope EP」という音色です。ワウがかかっているところとハンマーがこすれる感じが実機を弾いているようで、リアリティのある音でした。クラビで気になったのは、「Biting Clav」という音色。クラビなのにシンセっぽくて、決して王道ではないけれど、洒落た感じが使えそうです。この音色はクラブ・ミュージックで最近流行っている素のノコギリ波の音と、生っぽい離鍵のノイズがブレンドされているのでそれっぽく聴こえるんですよね。伴奏していたら、あの音は何なんだ?って思われそう。クラビっぽくはあるけれど、この音色がクラビに分類されていること自体も面白いなと。演奏時はクラビ感覚で弾けますよ。

INO hidefumi

 ビンテージ機材を愛用し、中でもローズは彼の音楽に欠かせない楽器であるというINO hidefumi。RD-2000のエレピ音色を中心に試奏してもらい、その印象について話を聞いた。

しっかりとした歪みのある理想的な音に仕上がっています

INO hidefumi

 ローズは鍵盤を深く押したときの歪みがないと、ついダメだなと思ってしまいますが、RD-2000のローズ系音色はしっかりとした歪みがあって、理想的な音に仕上がっています。ピアノとローズでは鍵盤の重さが違いますが、その辺りのバランスも違和感なく、重過ぎず軽過ぎず弾きやすい。音色はローズ系だけでも膨大に内蔵されていて、エフェクトの組み合わせやEQの設定によってかなり細かく分けられています。音色名は通常“Stage type”や“Suitcase type”と表記されることがほとんどですが、RD-2000では年ごとに分かれていて、個性があっていいですね。僕は60年代のMark Ⅰ Suitcase 88、80年製のMark Ⅱ Suitcase 73、73年製のMark Ⅰ Stage Pianoの3台を所有しているので、今回はそれらと比較しながら弾きました。

 気になった音色は「Tine EP MKⅡ」、「1975 Mellow EP」、「Driven SilverTop」の3つです。「Tine EP MKⅡ」は音にちゃんとコシがあって、一方で適度な柔らかさもあってブライト加減もちょうど良い。倍音成分もきっちり入っていますし、高音もしっかりと出てリアルなローズ・サウンドという印象を受けました。「1975 Mellow EP」は「Tine EP MKⅡ」とは対照的で、割と丸みのある奥深い音かな。ローズの特徴の1つにトレモロがありますが、そのトレモロのかかり具合、揺れる感じが忠実に再現されています。メロウな中にもちゃんと倍音が鳴っていて、そういった音が入ることによってより実機に近いリアルな音が再現できているのではないでしょうか。「Driven SilverTop」は一般的なローズの綺麗な音ではないけれど、個人的には好きですね。音のビンテージ感も絶妙に開発されているので、ライブで使えそうだなと思いました。和音的なものより右手だけの単音でメロディを取るときに適しているかも。

 RD-2000には各音色に合うビンテージ・エフェクトも入っていて、中でもCE-1が内蔵されているところは気が利くなと思いました。CE-1はローズの定番エフェクトなのに、実はなかなかCE-1が入っているステージ・ピアノってないんですよ。

キーボード・マガジン 2017年4月号 SPRING発売中!

キーボード・マガジン 2017年4月号 SPRING 本記事は、リットーミュージック刊『キーボード・マガジン 2017年4月号 SPRING』の特集記事「究極のステージ・ピアノRD-2000〜プロ・キーボーディストが最高峰のサウンドを語る」を一部抜粋流用したものです。誌面では、ここでは掲載できなかったRD-2000の製品解説に加え、今回登場頂いたミュージシャン3名のフル・インタビューも掲載しており、RD-2000の魅力がより深く伝わる内容となっていますので、ぜひチェックしてみてください!
 また本号では「名曲の構図」と題して、誰もが知る名曲のフレーズ/コード/構成を解析し、名曲と呼ばれる理由を紐解く特集記事も掲載。その他、上原ひろみ、Taihei(Suchmos)、小室哲哉、沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)のインタビューなど必読の内容となっています。

キーボード・マガジン 2017年4月号 SPRINGの詳細はこちらから!

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製品情報

Roland / RD-2000

価格:オープン

【スペック】
●鍵盤:88鍵 PHA-50鍵盤 ●音源:独立2系統音源(音源1:V-Piano Technology、音源2:SuperNATURAL/スーパーナチュラル・ピアノ/スーパーナチュラル(E.ピアノ、クラビ)/バーチャル・トーンホイール・オルガン/PCM音源 ●最大同時発音数:全鍵発音(V-Piano Technology音源)、128音(SuperNATURAL音源)●パート数:16パート(プログラムで、8パート使用)●トーン:1,100音色以上 ●プログラム:300(プリロード・データを含む)●シーン:100 ●エフェクト:モジュレーションFX=4系統、62種類、 トレモロ/アンプ・シミュレーター=4系統、6種類、リバーブ=6種類 ●ディレイ=5種類 ●シンパセティック・レゾナンス(スーパーナチュラル・ピアノのみ)、3バンド・コンプレッサー、5バンド・デジタル・イコライザー ●リズム・パターン:200パターン(プリセット)●接続端子:PHONES(ステレオ標準タイプ)、MAIN OUT(L/MONO、R/標準タイプ)、MAIN OUT端子(L、R/XLRタイプ)、SUB OUT(L/MONO、R/標準タイプ)、INPUT(ステレオ・ミニ・タイプ)、PEDAL(DAMPER、FC1、FC2、EXT/TRS標準タイプ)、MIDI(IN、OUT1、THRU/OUT2)、USB(COMPUTER/タイプB)、USB(MEMORY/タイプA)、USB FOR UPDATE(タイプA)、AC IN ●外形寸法: 1,412(W)×367(D)×140(H)mm ●質量:21.7kg ※木部品が含まれるため、質量が記載の表示とは多少異なることがあります。
【問い合わせ】
ローランドお客様相談センター TEL:050-3101-2555 https://www.roland.com/jp/products/rd-2000/
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プロフィール

ADAM at
固定メンバーを持たないセッション・バンドADAM atのフロントマンとして、2011年から浜松で活動を開始する。ボサノバ、ジャズ、テクノ、スカなどの要素を取り込み、ひたすら踊れるバンドとして話題となり、全国のライブハウスからオファーが殺到。2015年1月に発売した1stアルバム『CLOCK TOWER』はiTunesのトップ・ジャズ・アルバムとなり、タワーレコードのジャズ・チャートでも1位となった。最新作は、2017年1月発売の『Echo Night』。

荒内佑(cero)
高城晶平、橋本翼との3人組バンド、ceroでキーボードを担当、作詞作曲を手掛ける。そのほか、楽曲提供、リミックスを行う。バンドは2007年にムーンライダースの鈴木慶一に音楽性を認められ、プロデュースを受けるように。その後、細野晴臣トリビュート・アルバムへの参加などを経て、2011年に1stアルバム『WORLD RECORD』を発表。最新作は、2016年12月リリースのシングル「街の報せ」と、日比谷公園大音楽堂での初ワンマン・ライブの模様を収めたDVD『Outdoors』。

INO hidefumi
1レーベル1アーティストをコンセプトにした自身のレーベル“innocent record”を主宰する音楽家。これまでに6枚のオリジナル・アルバムと7インチ・シリーズを9作発表し、国内外のさまざまなアーティストとのライブやレコーディングを積極的に行う。自身の代名詞でもあるローズで奏でるビンテージ・サウンド、そして電子音楽に傾倒した遊び心あふれる音世界に魅せられるファンも多い。2017年4月22日に開催されるレコード・ストア・デイにて、新作アルバムからのシングル・カットとして限定7インチ盤がリリース。

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