アーニーボールより、新発想と言えるエクスプレッション・ペダル・タイプのオーバードライブとディレイが登場した。

　「エクスプレッション・オーバードライブ［#6183］」は、レンジが広く真空管のようにナチュラルな歪みが特徴。コントロール・ノブは背面で、ドライブ／トーン／ブーストを装備している。さらにフットペダルで歪みとブースト量をコントロール可能。ペダルを踏み込むと、設定値までスムーズに上がる仕組みになっている。

　「アンビエント・ディレイ［#6184］」は、プレート・リバーブにデジタル・ディレイを重ねたハイブリッド・モデルで、スラップ・バックからリピート回数が拡張されたディレイまで、幅広く設定できる。こちらもコントロール・ノブは背面にあり、リバーブ／フィードバック（リピート回数）／タイム（50ms～1s）を装備。さらにフットペダルを踏み込むことで、ディレイの音量とリバーブの深さをコントロールできる。また、内部にはディレイの音量調節ができるトリムポットを内蔵。そしてタップ・テンポ端子も備えている。

　両モデルとも、ブロンズ・カラーのメッキを施した丈夫なメタル製シャーシに、ペダル・トップにはノンスリップ・ラバーを採用。高級感溢れるルックスと安定感を誇っている。電源は、市販のパワーサプライ（DC9V／センター・マイナス）で対応可能だ。これによってプレイ＆サウンドの幅が広がることは間違いないだろう。