2004年の設立以来、ミュージシャン目線の本格的なサウンドとクオリティの高い作り込みで人気を博すWampler Pedals。このたびミュゼットジャパンが日本総代理店となり、2017年5月9日より既存モデルの販売が再度開始されることとなった。そのラインナップは、人気モデルであるブラウン・サウンドを模した「Pinnacle Standard」や「Pinnacle Deluxe V2」、プレキシ・マーシャルをイメージした「Plexi Drive Standard」「Plexi Drive Deluxe」、ケンタウルス・インスパイア「Tumnus」、デジタル／アナログのハイブリッド・ディレイ「Faux Tape Echo V2」など、全23機種となる。

　またそれと時を同じくして、新たなペダル「Dracarys Distortion」が発表された。本機は2008年リリースの「Triple Wreck」に続くハイゲイン・ディストーション・ペダルで、常に変化を続けるギタリストや音楽ジャンルに対応すべく、より現代的なトーンを追求し生まれたという。コントロールはゲインとボリューム、3バンドEQに加え、特徴的なOpen/Tight switchを装備。Openはコンプレッションも少なくより突き抜けるようなサウンド、Tightはチューブ・アンプがプッシュされているようなナチュラルなコンプレッション感を含むトーンが設定されている。ハイゲインとは謳ってはいるが、非常に使いやすいサウンドを直感的にクリエイトできる汎用性の高いペダルと言えるだろう。