小型コンボの人気機種Minimarkの後継機が装いを新たに再登場

Markbass
Minimark 802

 イタリア発のベース・アンプ・メーカーであるMarkbassのハイパワーな軽量コンボ・アンプとして定評のあったMinimarkの後継機が発売された。8インチのスピーカーを2基搭載しサイズアップを図った本機は、最大で250W(4Ω)/150W(8Ω)の出力を持つ。コントロールは至ってシンプルでボリュームと同社独自のVPF/VLEコントロールという3つのツマミのみ。入出力はAUX IN、ヘッドフォン・アウト、ライン・アウトを搭載している。

 音を出してみるとサイズ感を越える低域に加えて、中域のバランスも良い印象だ。コントロールはボリュームに加えて同社独自のVPFとVLFのみとシンプル。簡単に説明しておくと、VPFは低域と高域をブーストし、VPFは高域をカットするフィルターだ。最初は効き方のニュアンスが捉えづらいかもしれないが、この2つを上手く組み合わせることで、過激なドンシャリからヴィンテージライクなサウンドまで、幅広いキャラクターの音色を作ることができる。EQなどはないのでそこまで細かく作り込めるわけではないが、このサイズのコンボであれば必要充分だろう。持ち運びもしやすく、リハーサルや小規模のライブまで幅広く対応する便利な一台だ。

  • Markbass / Minimark 802

Specifications

●出力:250W(4Ω)/150W(8Ω)●コントロール:レベル、VPF、VLF、スピーカーON/OFFスイッチ●入出力端子:インプット、AUXイン、ヘッドフォン・アウト、ラインアウト●外形寸法:261(W)×498(H)×393(D)mm●重量:10.6kg
価格:●価格:145,000円(+税)

製品情報・問い合わせ:パール楽器製造株式会社

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