ヤマハ新製品発表会速報!
分厚いオークシェル、ライブシーンに最適なドラムキット!

YAMAHA
LIVE CUSTOM

[2013/5/21] 文:たみやさき
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「YAMAHA LIVE CUSTOM」製品紹介

「YAMAHA LIVE CUSTOM」デモ演奏:今井義頼(曲:万有ヱレキテル by sasakure.UK)

▲発表会ステージ上に設置されたClub Custom。カラーはアンバー・シャドー・サンバースト(AWS)。

▲こちらはブラック・シャドー・サンバースト(BWS)。


 国内外のトップ・ドラマーからの信頼も厚いヤマハから、新作アコースティック・ドラム・セット「LIVE CUSTOM」が、さる5/16に開催されたヤマハミュージックジャパン新商品内覧会にて発表された。そのモデル名から伝わってくるように、ライブ環境での使用をイメージした設計とチューニングが随所に施された意欲的なモデルだ。発表会当日は有形ランペイジのドラマー今井義頼氏がデモ演奏を披露し、LIVE CUSTOMのサウンドを存分に聴かせてくれた。

▲スネア単体の「LNS1455」も同時リリース予定。

 ご存知のとおり、ステージで演奏されるドラム・サウンドはマイクによって集音され、PAから出力される。このLIVE CUSTOMは、マイキングされることを想定した特性を備えており、動画からもおわかりのように、非常に“マイク乗り”の良いサウンドに仕上がっているのが最大の特徴だ。アコースティック楽器として“生鳴り”で語られがちなドラムだが、実際の使用環境を考慮すると本機のコンセプトは極めて実践的である。このあたりは、トップ・アーティストと連携するメーカーならではの発想なのかもしれない。

 もちろん“生鳴り”もパワフルかつ豊潤で、硬質なオーク材がもたらす特有のレゾナンスがプレイヤーを刺激する。ハード類も細部まで新たに設計開発され、バランスよく存在感バツグンのサウンドを放つセットに仕上がっている。言うまでもないが、ナチュラルな音でしっかりと響かなければ、マイクが拾ってくれるはずがないのだ。スネア単体のLNS1455も同時リリースされるので、その特性をぜひチェックしてほしい。ライブでスネアの音抜けを良くしたい、そう思っているプレイヤーには朗報だ。

 カラーリングでもステージを意識しており、EWS(エメラルド・シャドー・サンバースト)、BWS(ブラック・シャドー・サンバースト)、AWS(アンバー・シャドー・サンバースト)、BKW(ブラック・ウッド)の4種類をラインナップ。どれも精悍なイメージを演出するルックスだ。

YAMAHA
LIVE CUSTOM

[SPECIFICATIONS]
[Hoop] ■Model : TT FT SD : 2.3mm Dyna Hoops (dark silver finished) / BD : Wood Hoop
[Lugs] ■Type : Absolute Lug (dark silver finished)
[Shells] ■ThicknessBD : 8ply 9.6mm / TT FT SD : 6ply 7.2mm / Bearing Edge : 45 degree R1.5 ■Materia : Oak
[Head] ■Top : Clear Emperor ■Bottom : Clear Ambassador ■Front : P3 Ebony with Vertical Yamaha logo ■Batter : 20"-24" : P3 Clear / 18": Coated Ambassador

■カラー:EWS(エメラルド・シャドー・サンバースト)、BWS(ブラック・シャドー・サンバースト)、AWS(アンバー・シャドー・サンバースト)、BKW(ブラック・ウッド)
■価格:294,000円(税込)■発売時期:2013年7月発売予定

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