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必要なもの

重要度:★★★

ベース弦写真たいていの場合、お店に売られているベースには弦が張ってあります。ですが、弦は消耗品です。いつかは交換しなければなりませんし、長い間お店に飾られていたベースの場合、買ってすぐに弦を張り替えたほうが良いものもあります。
ベース本体と一緒に、弦も1セットは購入しておきましょう。


ベース弦の選び方

ベース弦はギター弦に比べると高価です。材質などにより値段は大きく変わります。
最初のうちはそれほど高くない弦(1セット3,000円から5,000円くらい)でも問題はないでしょう。

何弦用のベース弦か?

初めてベース弦を買うときに、一番気をつけなければいけないのは、自分のベースにあった弦数の弦を購入すること。
5弦ベースなのに4弦用の弦を買ってしまった!なんてことがないように、気をつけましょう。

弦の長さ

ベース弦を購入するときに気をつけなければいけない点として、弦の長さがあります。
通常は「Long Scale」という、ジャズベやプレベに使われている長さの弦を使うベースが多く、その場合は「Long Scale」用として売られている弦を購入します。
この他にも「Medium Scale」「Short Scale」といった長さのベース弦も存在します。
ロング・スケールのベースにショート・スケールの弦は貼れません(弦が短いため)ので、購入時には自分のベースのスケールが何であるか、確認しておきましょう。

弦の材質

弦の材質も様々で、材質の違いにより得られるサウンドも異なります。一般的には以下の材が使われています。

ニッケル
最もポピュラーな材質。標準的なサウンド。

ステンレス
ブライトで硬い感じのサウンド。

その他にもクロムやナイロン、ブラスなど様々な素材が使用されている弦がありますので、色々と試してみると良いでしょう。

弦の巻き方


ラウンド・ワウンド

弦は芯線に対して巻き弦を巻くことで作られています。
その巻き方にも種類があり、一般的なものは丸い線を巻いたもので「ラウンド・ワウンド」といい、一番はっきりとした音質が得られ、明るいサウンドが特徴です。音楽のジャンルを問わないため、幅広く使用されています。
巻き弦の巻き方によって、音質だけではなく、手触りも変わるのですが、このラウンド・ワウンドの場合、弦の表面はギザギザです。


フラット・ワウンド

次に「フラット・ワウンド」という、弦の表面がツルツルしたタイプの弦もあります。
平らなテープ状のものを巻いた弦で、表面が平面な点が特徴ですが、サウンド的にはサステイン(減衰音の長さ)が短めで、アタック感があまりなく、ややこもった感じのサウンドです。



ハーフ・ワウンド

ラウンドとフラットを足したような、「ハーフ・ワウンド」という弦もあります。ラウンド・ワウンドの表面を削ったような感じで、ラウンドとハーフの中間のサウンドです。



ハーフ&ハーフ

さらに、一定のフレット部分よりボディ側がラウンド・ワウンドで、ネック側がフラット・ワウンドになっている、「ハーフ&ハーフ」という種類もあります。サウンドはラウンドよりで、手触りはハーフというものです。


弦の太さ

たいていの場合ベース弦は1セット(4弦ベース用の場合、1弦から4弦までの弦がセットになっている)単位で販売されていますが、弦の太さの組み合わせにより、様々な種類があります。
一番ポピュラーなのは「レギュラー・ゲージ」と呼ばれるもので、まずはこのゲージから始めると良いでしょう。
太い弦を使う事でより迫力のある音を出したい!という場合もありますが、弦が太くなればそれだけ弦を押さえる力が必要になるので、最初のうちは弾きやすいゲージのものを選ぶことをお勧めします。
弦によって、サウンドも弾きやすさも大きく異なりますので、色々な弦を試してみると良いでしょう。

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