商品の説明

スタッガードPU、アルダー・ボディーの'60年代のテイストを色濃く残す'74年製。

'75年にはフラット・ポールピースPU、かなり重めなホワイト・アッシュ・ボディーへと順次仕様変更が進み、'70年代でも「前半：後半」では重量と共にサウンドそのものも大きく変化します。

優劣ではなくキャラクターの違いなのですが、やはりクリーンから歪みまで幅広く使えるアルダー期が圧倒的に人気が高いのは事実で、現行Custom Shopやマスタービルドを持ってきても、この粘りのあるロック・テイストは絶対に出せない....って言うか、技術云々ではないところの違いが存在するんです。

キツめな指板R、大雑把なギア比のF-Keyペグなど、ローアクションやらチューニングの安定性をCustom Shopと比較すると、まずこちらに絶対勝ち目はありません。

でも、例えばジミヘン・サウンドが好きな方が '70sモデルを一度使ってみると、Custom Shopよりもあっさりとこちらに傾いてしまいそうかなとも思いますし、食わず嫌いで選択肢を狭めず、一度試して見ても損はないでしょう。

ヘッド先端の塗装剥離、バックルウェアなどありますが、アッセンブリーはハンダも手付かずでオリジナリティーは申し分無し。

ネックは気持ちよくストレート、ロッドは時計回りにたっぷり余裕あり。フレットすり合わせ済みで、現状では局部的な深い凹みはなく、プレイアビリティーも良好です。

3.35kgって、ほんとに軽くて良く鳴ってますよ。

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