ハンドメイドのビンテージ・マイク・レプリカを手掛ける米国Peluso Microphone Lab社が「P-12」と「22 251」を発表した。国内では2014年5月20日より販売開始となる。

　P-12は、1953年に発表されたAKG社の伝説的なビンテージ・マイク「C12」を踏襲したモデルで、34mm口径のデュアルサイド金蒸着マイラーカプセルと6072A三極真空管を採用。電子回路やトランスはオリジナルにマッチするように慎重にコンポーネントを選んで設計され、細部まで拘ったクラシックな仕上げが特徴だ。マイクロフォン自身は木製のボックスに収められ、パワーサプライ、専用ケーブル、ショックマウントと共にフライト・ケースに収納されているので、高級感漂うパッケージも魅力の一つだといえるだろう。

　22 251は、世界中で最も”レア”なビンテージ・マイクロフォンである"251”のDNAを受け継ぐモデルで、オリジナルに限りなく近い音を奏でる事ができる代物。34mm口径のデュアルサイド金蒸着マイラーカプセルと6072A三極真空管を採用しており、ボーカル以外にもスティール・ギター、バイオリン等の楽器にもポテンシャルを発揮する。P-12と同じく木製のボックスに収められており、パワーサプライ、専用ケーブル、ショックマウントと共にフライト・ケースも付属。

　今回発表された両機共に最上級のビンテージ感を体感できるので、耳の肥えたプロデューサーやエンジニアは是非チェックしておきたい。