国内外の有名ドラマーに愛用され、近年ますます人気と知名度を高めているSAKAEブランドより、各種ドラム・ハードウェアが満を持して登場。

　スネア・スタンドは、従来の製品は支点の中心がスタンドの中心からずれた位置にあるが、SS-200DおよびSS-200S（税別12,000円）は、自然な音の減衰と操作性を両立するセンター・クリテリオン・デザイン（対象物を中心で保持する設計）を採用。ティルター部は1つのネジで2つの可動部を押さえる設計のため、素早いセッティングを実現している。さらに、角度を保持したままスネアの向きを回転させることも可能。

　ブーム型シンバル・スタンドは、BCS-200D（ダブル・ブレース／税別17,000円）とBCS-200S（シングル・ブレース／税別14,000円）がラインナップ。先端のロッドを2節目のパイプ内に収納できる構造になっているため、ストレート型シンバル・スタンドとしても使用可能だ。また、ストレート型シンバル・スタンドはSCS-200D（ダブル・ブレース／税別13,000円）とSCS-200S（シングル・ブレース／税別10,000円）がラインナップ。いずれも、シンバルを挟むフェルト部がウレタンとフェルトの2層構造になっており、サウンドの好みに合わせて使い分けができる。

　ハイハット・スタンドは、HS-200DとHS-200S（税別27,000円）がラインナップ。両モデルとも、スプリングのテンション調整およびメモリーが簡単になる“クイックリリース・テンショナー”や、ハイハットのクラッチ部分の緩みや抜けを防止する“シュアロック・クラッチ”など、演奏中のトラブルを防ぐ機構を搭載。さらにHS-200Dは、新設計の“フレキシビリティー・ダブルレッグ”を採用。2本の足が独立して自由に動くため、タム・スタンドやスネア・スタンド、ツイン・ペダルなどとの干渉によるストレスから完全に解放される。

　ドラム・ペダルは、シングル・ペダルのXDP-200Sとツイン・ペダルのXDP-200D（税別62,000円）がラインナップ。多くのメーカーが別パーツとしているペダル・ボードのベース部とフレーム部を一体型とし、パワーロスを排除。さらに抜群の安定性を発揮する。また樹脂／フェルトの2ウェイで使えるビーターも標準装備。

　ドラム・スローンは、安定感のあるサドル型のDT-200DS（税別23,500円）と、オーソドックスで使い勝手の良いラウンド型のDT-200DR（税別20,500円）の2種類。また、タム・スタンドに関しては、SAKAEのバス・ドラムは標準でタム・マウントなしの仕様となっており、タム・スタンドの使用を推奨している。WTS-200Dは２タム対応モデルだ。

　以上に加え、軽量で持ち運びに便利な構造のフラットベース・モデルもラインナップ。ストレート型シンバル・スタンドのCS-20F（税別7,500円）、ハイハット・スタンドHS-20F、スネア・スタンドSS-20F（税別8,000円）、タム・スタンドTS-20F（税別8,000円）の4機種で、シンプルながら決してチープな作りにならないMade in Japanのクオリティを誇る。2014年11月上旬より、順次発売予定。