デジマート読者なら、お馴染みのアンプ・ブランド“マーシャル”。多くのミュージシャンに愛され、数々の伝説をつくりあげてきた強力なロック・アイコンだ。そのマーシャルのブランドを纏った、ヘッドフォン、イヤフォン、ホーム・スピーカーが新たにリニューアルして、4月上旬に登場する。

マーシャル初のカナル型のイヤフォン

　マーシャル初のカナル型のイヤフォンとして登場する「MODE」は小さなイヤフォンながら、このモデルのために設計された9mmドライバーにより、マーシャル・イズムを受け継いだビッグ・サウンドを楽しめる。同時にリリースされる「MODE EQ」は、前述の「MODE」にイコライザー機能を追加したモデル。ケーブルのスイッチによりふたつの好みのサウンドを楽しむことができる。

ふたつのサウンドを使い分けられるMODE EQ

進化したヘッドフォンMAJOR II

　昨年リリースされたマーシャル・ヘッドフォンの中でも人気のあった「MAJOR」が「MAJOR II」として進化。サウンド面ではカスタマイズされたドライバーにより、深みのある低音と洗練されたミッド・レンジを実現。使い勝手に関しても、自由に回転するイヤーキャップと、新設計によりフィット感がアップしたヒンジとヘッド・バンド、そしてスーパー・ソフト・イヤークッションにより快適性が増し、長時間のリスニングもストレスなく楽しめるようになった。

より深みのある低音と洗練されたミッドレンジを楽しめるMajorⅡ

マーシャル・アンプそのもの!?のホーム・スピーカー「ACTON」と「WOBURN」

　マーシャル・アンプを彷彿させるルックスから注目を集めていたホーム・スピーカー「STANMORE」の後継機種として登場する「ACTON」、音響マニアも認めた前モデルの高音質はそのままにコンパクト化に成功。ディープかつパワフルな低音と中域から高域まで突き抜けるクリアなサウンドが特徴だ。もちろんゴールドのパイピングが施されたマーシャルのロゴやお馴染みの肌触りのクロス、アンプと同様のコントロール部など、ロック好きならニヤリとさせるポイントをしっかり抑えている。機能面でも、2種類の入力系統や付属の3.5mmのコイルコード、Bluetooth内蔵と、いたれりつくせりだ。

コンパクトながらパワフルなサウンドが楽しめるACTON

　スタックアンプ並みの迫力で迫る「WOBURN」は、重ねればマーシャルの壁！パワフルかつクリーンな高音と重低音、リアルな中域をドライブされたサウンドはロックのいちばん輝いていた時代を呼び起こさせるイメージだ。機能面も4種類の入力系統と付属の3.5mmのコイルコードでの接続、Bluetoothに加え、Apple TVなどの接続が可能な光デジタル入力にも対応と隙がない。

まさにマーシャルのスタックアンプを彷彿させるWOBURN

　これらの製品は4月上旬頃に発売予定だ。スタジオやライブハウスのアンプだけでなく、普段のリスニングもマーシャル・ブランドにこだわってみるのはいかがだろう？