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  • 最先端テクノロジーを搭載したLine 6、YAMAHAサイレントギターのフルモデル・チェンジなど!

YAMAHA/Line 6 新製品 記者発表会レポート

ヤマハ/ライン6 新製品

  • 文:溝口 元海

2015年5月15日、YAMAHA/Line 6の新製品説明会が開催された。Line 6は、ギター/マルチ・エフェクター/ワイヤレス・システムなど、YAMAHAは、サイレント・ギターのフルモデル・チェンジなど、注目のニュー・ギアを発表した。

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スマホ/タブレット端末上で音作りが行なえる新次元マルチ「Firehawk FX」

 まず注目を集めたのが、Line 6のマルチ・エフェクター「Firehawk FX」だ。現在、ペダル型のマルチ・エフェクターとしては緻密な音作りが行なえるPOD HD500Xと、感覚的な音作りが可能なAMPLIFi FX100がラインナップされているが、「Firehawk FX」はその中間に位置づけられる製品。つまり、多彩かつ高品位なトーンを容易に作り出すことが可能で、圧倒的なクオリティで再現された著名なアンプ・モデルとエフェクトを200種類以上内蔵。さらに、iOSとAndroidに対応した専用アプリケーション「Firehawk Remote」によって、スマートフォンやタブレットなどの端末上でアンプ/エフェクターのパラメーターを自在にコントロールすることができる。バンク・フット・エレキ・ギタースイッチにはカラーLEDが仕込まれているため、視認性にも優れている。また、入出力端子も充実しており、低レイテンシーでMacやPC、iOSデバイス(別途Apple iPad Camera Connection Kitが必要)にレコーディングすることも可能だ。6月発売予定。価格はオープンプライスながら、市場実勢価格は52,000円程度となる。

「Firehawk FX」は、実際の使用環境を想定してiPadと繋げて展示されていた。

スマホ/タブレット端末上で音作りが行なえる新次元マルチ「Firehawk FX」。

iOSとAndroidに対応した専用アプリケーション「Firehawk Remote」。

Line 6とYAMAHAが初めて共同開発した「Variax Standard」

 Line 6の「Variax Standard」は、YAMAHAが長年培ったクラフトマン・シップと、Line 6の最先端テクノロジーが融合したエレキ・ギターだ。高品質かつ堅牢なボディと、まったくストレスを感じさせない演奏性を実現しており、独自のモデリング技術「Variax HDテクノロジー」によって著名なビンテージ・エレキ・ギター/アコースティック・ギターの音色を忠実に再現。ツマミの切り替えだけで24タイプのギターの音色を呼び出し、さらに、ドロップDやオープンG、DADGADといった11タイプものチューニングを瞬時に呼び出すことができる。Mac/Windows用の無償ソフトウェア「Variax Workbench HD」を使えば、パソコン上で位相や各弦のボリューム、ピッチ、ミュートなどの細部を調整することが可能だ。カラーはタバコ・サンバースト、ブラック、ホワイトの3色。今夏発売予定。価格はオープンプライス、市場実勢価格は99,000円程度だ。

YAMAHAのクラフトマン・シップと、Line 6の最先端テクノロジーが融合した「Variax Standard」。

多彩なセットアップやギターの持ち替えにも即対応するワイヤレス・システム「Relay G70/Relay G75」

 使いやすさとサウンド・クオリティの両立を実現した、Line 6のギター・ワイヤレス・システム「Relay G70」、「Relay G75」も発表された。「Relay G70」はペダル・タイプ、「Relay G75」はアンプ上に設置できるタイプ。クリアな音質と低レイテンシーはLine 6の得意とするところだが、本機のレシーバーは複数のトランスミッターをサポートしているため、豊富なセットアップやトランスミッターの追加、楽器の持ち替えにも柔軟に対応する。この日は、ギタリストの阿部学氏が「Firehawk FX」、「Variax Standard」、「Relay G70」によって構築されたシステムでパフォーマンスを披露してくれたが、重厚なメタル・リフからセミアコ・タイプまで、質感を含め非常に再現性の高いサウンドに驚きを隠せなかった。こちらも今夏発売予定で、価格はオープンプライス、市場実勢価格は62,000円程度となる。

ワイヤレス・システム「Relay」シリーズが一堂に会しており、その中でも新製品のG70/G75は目立っていた。

ペダル・タイプのレシーバー「Relay G70」。

アンプ上に設置できるタイプの「Relay G75」。

スリープ機能も搭載したトランスミッター。

5年ぶりのフルモデル・チェンジ! サイレントギター「SLG200S/SLG200N」

 2001年に誕生し、練習用としてだけでなくステージでも使えるギターとして世界中から好評を得ているYAMAHAのサイレントギター。この日、5年ぶりのフル・モデルチェンジとなる「SLG200S」、「SLG200N」が発表された。最大の進化は、新開発のSRTパワード・ピックアップを搭載している点だ。スタジオでレコーディングされたサウンドを再現するためのシステムで、まるでハイエンド・マイクを使って実際に録音したかのような、ボディの響きや空気感をも再現。さらに、ボディにマホガニー、フレームにローズウッドを使用することで温もりある質感を実現。2種類のリバーブとコーラスのかかり具合も調整可能となり、マイクとピックアップのブレンドも可能だ。ヘッドフォンを装着して試奏してみたが、この音の臨場感と生々しいサウンドはさすがYAMAHAというほかない。カラー・バリエーションは、各モデルともナチュラル、タバコ・ブラウン・サンバースト、トランスルーセント・ブラックの3色で、ナチュラルは8月、他2色は10月発売予定。価格は75,000円(税別)となる。

5年ぶりのフル・モデルチェンジとなった「SLG200S」、「SLG200N」。

会場では実器が展示され、実際に弾くことができた。来場者は興味津々。

新開発のSRTパワード・ピックアップもチラリ。多様なニーズに応えてくれる。

ベース/ドラム関連からも注目の新製品がリリース

 その他にも、弱く踏み込んだときと強く踏み込んだときそれぞれで最適な打感を生み出す、新しい打面構造を採用したYAMAHAのキック・パッド「KP100」(発売日未定)などが展示。YAMAHAやLine 6の他にも、ヤマハミュージックジャパンが取り扱うブランドEDENから、ベース・アンプ/プリアンプの「WTP900」、「WTP600」、「WTPPRE」(今夏発売予定)、Zildjianからスパイラル・スタッカーの「NAZL10FXSPL」、「NAZL12FXSPL」(7月発売予定)など、今後発売予定の新製品が展示されていた。

 発売日が未定の製品もあるが、デジマート商品検索でチェックしながら楽しみに待っていて欲しい。続報を待て!

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製品情報

Line 6 / Relay G70/Relay G75/TB516G

価格:オープン

【問い合わせ】
株式会社ヤマハミュージックジャパン Line 6インフォメーションセンター TEL:0570-062-808 http://jp.yamaha.com/support/other_brands/line6
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