〈NAMM2017〉【IBANEZ／BTB】多弦ベースの人気シリーズが2017年仕様に大幅リニューアル！
IBANEZ／BTB1805-NTL、BTB1806-NTL、BTB845-DTL
ハイ・スペックかつプレイアビリティに優れ、リーズナブルな価格をも実現しているアイバニーズの人気多弦ベースBTBシリーズが、2017年仕様に進化を果たした。ボディは、より一層のブティック感を求め従来型より大胆にカットを施したデザインを採用したうえで、グロス・フィニッシュとマット・フィニッシュの中間とも言えるしっとりとした”Low Gloss Finish”をまとう。プリアンプはオリジナルを搭載し、パッシブ／アクティブ切り替えスイッチや3バンドEQに加えて、3ウェイ・ミッド・フリーケンシー・スイッチを備える。フレットはステンレス製となり、さらにゼロ・フレットを装備。またデフォルト弦は高炭素カーボンを芯線に用い、高い強度とチューニングの安定性を誇る「D’Addario／NYXL」を張る。多弦ベースならではの問題である、ローB弦の音程感や演奏性を高めたアップグレードがなされたと言えるだろう。
今回登場したのはPremiumシリーズを含む3機種で、各5弦と6弦をラインナップ（計6本）。各モデルならではのスペックを見ていくと、上位モデルとなるPremiumシリーズ「BTB1805-NTL」と「BTB1806-NTL」はピックアップに「Aguilar／DCB」を搭載。ダイナミックで反応の良いアタックと豊かなサステインが特徴だ。また、ネックはウェンジ／ブビンガ／メイプルによる9ピース構造を採用しており、多弦ベース＆35インチ・スケールゆえの強いテンションに耐え得る高い強度を実現。ボディはトップとバックにローズウッド、ウイングにはアッシュをセレクトしている。
BTB1805-NTL 210,000円（税抜）
BTB1806-NTL 225,000円（税抜）
続いては、ボディにポプラ・バールとアッシュをトップに貼った、見目麗しいルックスを持つ「BTB845-DTL」と「BTB846-DTL」。ネックはメイプル／ローズウッドによる5ピース構造で、ボディ・ウイングはマホガニーを採用している。さらにピックアップは、バランスの良い豊かな中低域とブライトさの同居したサウンドを持ち味とするバルトリーニBH2を搭載。「BTB745-NTL」と「BTB746-NTL」もほぼ同様のスペックで、こちらはボディ・トップにマホガニーをラミネイトしているのが特徴だ。すでにある程度多弦ベースを使いこなしているベーシストはもちろんだが、すべてのモデルにおいてリーズナブルな価格を実現しているため、入門者〜中級者にも最適な選択肢と言えるだろう。
BTB845-DTL 140,000円（税抜）
BTB846-DTL 150,000円（税抜）
BTB745-NTL 125,000円（税抜）
BTB746-NTL 135,000円（税抜）
