高品質を誇るアンプ・ブランドとして知られるFriedman（フリードマン）。当サイトでも紹介した、同社初のエフェクト・ペダル「BE-OD」が高い評価を得るなか、新たな歪み系ペダルが2機種登場した。

　デイブ・フリードマンの故郷であるデトロイトにちなんで名づけられたという「MOTOR CITY DRIVE」は、220ボルトという高電圧駆動の12AX7Aプリ・チューブを搭載。非常にナチュラルでアンプライクなオーバードライブ・サウンドを実現している。ドライブ／ベース／ミドル／トレブル／ボリュームというコントロール構成も、まさにアンプライクと言えるだろう。そして「FUZZ FIEND」は、やはり12AX7Aプリ・チューブを搭載したファズ・ペダル。オン／オフ・スイッチとは別にレイジ・スイッチを搭載しており、踏んでいる間は内部回路が不安定になるよう意図的に設計されているため、持続的なサステインとノイズが発生する。一般的なファズ・ペダルでは得られないナチュラルな歪みから、より激しいサウンドまで自由自在だ。

　両モデルともトゥルーバイパス装備で、少なくとも350～400mAの電流を供給する電源が必要なため、駆動は電源アダプター（別売）のみとなっている。