そのスタイリッシュなルックスや品質の高さが話題を呼んでいるFender製イヤフォンに、同シリーズにおける最上位モデル「FXA9」が新たに仲間入りした。本モデルはハイエンド・クラスのオーディオ・ファイルやミュージシャンに向けて設計されたもので、独自に新規開発されたBAドライバーを6基（高域1基、中域1基、低域2基、サブの低域2基）搭載する。低域のドライバーに関しては、ダイナミック＆BAを使ったハイブリッド・タイプの開発で培った“Groove tuned bass portテクノロジー”を活用し、通常のBAドライバー製品では再現できない伸び伸びとした低域再生を実現。また、高域と中域がなめらかにつながるように独自設計されたネットワークを採用し、シンプルながらスムーズな再生能力を備えている。加えて、コネクター部のトラブルを防ぐMMCXiを開発し、着脱式ケーブルに採用。ケーブルは3重構造にすることで、タッチ・ノイズと汚れによる劣化を軽減している。なお、本機の生産にはトップクラスの熟練工だけが携わることができ、既存のハイエンド・モデルである「FXA7」の約2.5倍の時間をかけて作られるという。FenderならではのFロゴや高級感と軽やかな存在感を併せ持つカラーなどはその証左で、洗練されたルックスにもぜひ注目してみてほしい。なお、市場想定価格は148,000円（税抜）前後。発売日は6月16日。

FXA9-CHAMELEON

FXA9-BRONZE

FXA9-WHITE

　さらにこのたび、スマートフォンなどで音楽を聴くに最適なエントリー・モデル「CXA1」も同時にリリースされる。イヤフォンをしたまま電話の通話が可能な新開発のマイクロフォンとiOS対応の3ボタン・リモート・コントローラーを搭載。さらにカスタムメイド8.5mmチタン製マイクロドライバーを搭載し、小型かつ軽量化が図られている。気軽にFenderサウンドを持ち歩きたいユーザーにはうってつけのモデルと言える。こちらの市場想定価格は、14,800円（税抜）前後。発売日は、こちらも6月16日（CXA1-BLUEのみ7月下旬予定）。

CXA1-BLACK

CXA1-BLUE

CXA1-WHITE