トレース・エリオットより、超小型かつ軽量で、200Wの出力を持つというベース・アンプが新たに登場した。

　「ELF」は超小型で、ポケットにも入るくらいの、まさに手のひらサイズ。重さも730gと軽量だが、200Wの出力を誇る革新的なアンプ・ヘッドとなっている。コントロールは、ゲイン／ベース／ミッド／トレブル／ボリュームを装備。出力は、スピーカー・アウトに加え、直接ミキサー卓などに接続できるD.I.アウト（グラウンド・リフト切り替えスイッチも装備）や、自宅練習などに便利なヘッドフォン端子も装備している。ライブやスタジオ、自宅と、いつでもどこでも自分のサウンドが出せる、理想的なアンプと言えるだろう。なお、上部に本機を設置するためのインデント・スペースを備えた、2種類のマッチング・キャビネット「1×10″ Cabinet」「2×8″ Cabinet」も後日発売予定。

ELF（Back）

ELF付属キャリングバック

1×10″ Cabinet

1×10″ Cabinet（Front／Back）

2×8″ Cabinet

2×8″ Cabinet（Front／Back）

　加えて、プロフェッショナル・グレードのプリアンプも2機種、新登場。

　「TRANSIT A」は、アコースティック・ギター専用モデル。ブーストやコーラス、タップ・テンポ機能付きのディレイ、リバーブなどのエフェクターを装備し、トレース・エリオットならではのプリシェイプ・スイッチを搭載した3バンドEQやノッチ・フィルター、フェイズ・スイッチ、ピエゾ・スイッチも備えている。

　「TRANSIT B」は、ベース用モデル。高音域と低音域を別々に調整できるコンプレッサー、ドライブ、セミ・パラメトリックの5バンドEQを装備し、プリシェイプ・スイッチやベース・エンハンス・スイッチ、パッシブ／アクティブ切り替えスイッチも備えている。

　2機種の共通スペックとして、ステレオ・アウトに加え、ドライ・アウトや2種類のD.I.アウト（プリ／ポスト）も備えているため、ステージにおけるあらゆる状況に対応可能。また、視認性に優れたバックライト付きのコントロール・パネルも魅力と言えるだろう。さらに、外部音源とのセッションも楽しめるAUXインや、自宅での練習や音作りにも便利なヘッドフォン端子も装備。定評あるトレース・エリオットの高音質が、より手軽に、便利に楽しめるはずだ。

TRANSIT A

TRANSIT B

TRANSIT（A/B共通）付属キャリングバック