Bacchus 30周年記念スプリングキャンペーン
- 2024/03/22
GRECO / GAL-30P
1970年代からおもにエレキ・ギターの国産ブランドとして親しまれてきたグレコによる、パッシブ・ピックアップ搭載のコンパクトなエレアコ。近年流行のアメリカーナにぴったりの雰囲気を持っている。トップとブレイシングの設計の工夫が奏功して、価格やサイズの印象を越えた豊かな鳴りが楽しめる。
ARITA'S COMMENT
塗装が薄くて木の鳴りが感じられる
枯れた雰囲気の音が気持ち良い。
「非常に軽いギターで、材の導管の見える仕上げは雰囲気があるし、手触りも良いですね。持ったバランスも良い。ネックはごくわずかにVっぽさのあるラウンド・シェイプで、コードが押さえやすいです。手の小さな人でも弾きやすいと思います。レスポンスの速さはフィンガーピッキングにも向いていますね。塗装が薄くて木の鳴りが感じられる枯れた雰囲気の音が気持ち良い。低音から倍音成分まで密度が高い印象。ピックアップも使える音で、弦ごとの音量バランスもとれています。コスパをほめたい」。
価格:¥45,000 (税別)
有田純弘(ありた・よしひろ)
1957年生まれ。84年に渡米し、翌年、U.S.ナショナル・バンジョー・チャンピオンシップにて優勝。一時期はボストンを拠点にジャズ、ブルーグラス、民族音楽などさまざまなジャンルで活躍、さらにはベラ・フレック、デヴィット・グリスマンを始めとした数々のビッグ・ネームと共演を果たした。92年にソロ・アルバム『Whale Dance』(Strictly Country Records:SCR-28)を発表。現在はギター、マンドリン、バンジョーなどあらゆる弦楽器を操るマルチ弦楽器プレイセッションに参加。洗足音楽大学ジャズコース講師を務める傍ら、鬼怒無月や竹中俊二とのトリオ“FRET LAND”などで精力的な活動を展開している。