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- 2024/03/22
One Control / Minimal Series DC Porter
質の高いミニ・サイズ・エフェクターが高い評価を得ているOne Control。今回リリースされたMinimal Series DC Porterは、スマートフォンやタブレットの充電で使用する“USB電源”に対応する画期的なパワーサプライだ。USB mini B端子を備えており、USBアダプター経由で、
One ControlやMad Professorのエフェクター設計を手がけているビルダー、ビヨン・ユールのプロジェクト=BJFE。01年に発売されたBJFE製の名機、Dyna Red Dist.(ディストーション)はロー・ゲインのクランチからザクザクしたディストーションまでカバーする幅広いサウンドメイクが可能で世界中で人気を博したが、今回リリースされたOne ControlのRebel Red Distortionは、Dyna Red Dist.を現代によみがえらせたカスタム・バージョンとなっている。独特のダークな響きながらも、アンサンブルに埋もれない存在感のあるサウンドはオリジナルを踏襲。最大のポイントは大音量で鳴らした際のパワー感で、まるでスタック・アンプのボリュームをフル・アップにしたような迫力あるサウンドを生み出す。シングルコイルとハムバッカーのどちらにもマッチする万能ディストーションは、ジャンルを問わず活躍してくれるだろう。
Raspberry Boosterはアンプやペダルで作った歪みをプッシュするために設計されたブースターで、特に真空管アンプとの相性が抜群だ。GAINツマミを上げていくとブースト時のコンプレッション感が高くなり、MAXまで回すとクリーン〜ドライブの中間的なトーンになる。MASTERツマミはブーストだけでなく、ボリューム・カットすることも可能なので、より細かなセッティングができるだろう。本機の最大の特徴はZツマミで、インプット・インピーダンスを9.18k〜319kの範囲でコントロールできる。Zツマミは従来のTONEツマミのように高域をカットするわけではなく、トップ・エンドを中心にサウンド全体の質感を変えるので、小さくすれば温かな丸い音に、大きくすれば解像度が上がり、輪郭のハッキリしたソリッドな音になるのだ。本機はエフェクター・ボードの先頭(ギターから一番近いところ)の接続を想定して製作されており、前段にバッファーを通すと本来のサウンドが失われてしまうので、注意が必要。
価格:オープン
価格:オープン
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