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- 2024/03/22
ONE CONTROL / Honey Bee OD
伝説のオーバードライブ・ペダルとして知られるBJFEの「Honey Bee OD」を、ビヨン・ユール本人の設計で新たに製作したペダルが、One Controlより登場する。
新たに始動したBJFeシリーズより登場の「Honey Bee OD」は、数年もの歳月を費やし完成したという、まさに入魂のモデル。ビヨン・ユールによる厳しいチェックを経て、この名を冠したペダルの量産が認められた。ちなみにオリジナルのHoney Bee ODは、オールドのスプロ・アンプの音色にインスパイアを受けて製作されたもので、そのリリースは2002年12月4日のこと。以来、細かな変更を重ねつつ現在に至っており、基本的な音色特性は変わっていないが、制作時期によって細かな特性の違いがある。今回登場した「Honey Bee OD」は、オリジナルが発売された当初のHoney Bee ODと現在のHoney Bee ODの両方のサウンド(ビンテージ/モダン・モード)が選択可能。ビンテージ・モードは、甘くレスポンスの良い伝統的なオーバードライブ・サウンドが持ち味。モダン・モードは少々ゲインが高く、特にネイチャー・ノブの可変範囲の違いによってロー・エンドが補強されているため、より現代的なサウンドに対応可能となっている。ちなみに、ネイチャーというのはサウンド全体の特性を微調整するノブで、反時計回りで低域とロー・ミッドが強めに、時計回りでソフトな音色になる。そして、歪みの強さを調整するドライブ・ノブは、12時あたりに設定するとピッキングの強弱で歪みをコントロールできる。また、軽く歪ませたアンプをプッシュすると、コンボ・アンプ特有の倍音成分が歪むような特性が表われ、実際にはゲインを高く設定していなくても強く歪ませたようなサウンドが得られる。もちろん、クリーン・セッティングのアンプにも最適だ。さらに、アンプの直前に接続してプリアンプ・ペダルのように使うことも可能で、サウンド全体を整えつつ、柔らかなレスポンスとロー・ミッドを少し持ち上げた特性となる。これまで、なかなか手の届かなかったHoney Bee ODのサウンドが、しかも2台分楽しめるというのは嬉しい限り。この機会に、ぜひ伝説のサウンドをチェックしてほしい。
価格:オープン