昨年発売されて話題となったリズム・マシン、シーケンサー、シンセサイザー、ルーパー、コントローラーを1台に凝縮したZOOMのトラックメイキング・ツールARQ Aero RhythmTrak。その第2弾となる新製品、ARQ AR-48が11月に発売されます。

　販売中のARQ AR-96と同様のコンセプトではありますが、リング・コントローラーが演奏とステップ・シーケンサーを兼ねていたARQ AR-96とは異なり、AR-48では32ステップ・シーケンサーがベース・ステーションへ移動し、マルチカラー・パッドはリングの表面のみに16個が配置されています。またベース・ステーションのトップパネルは機能別４つのエリアで分けられ、視認性と直感的な操作性が向上しているようです。

▲ベース・ユニットからリングを外したときの状態

　リング・コントローラーを傾けることによりアルペジエーターのタイミングや、インストゥルメント／エフェクトのパラメーターを制御できる3軸加速度センサーは健在。オプションのBluetoothアダプタBTA-1をリング・コントローラーとベース・ステーションの両方にセットすればARQ AR-96と同じようにワイヤレスでコントロールできます。

▲フロントとリア

　2017年11月発売、価格はオープンで想定売価は32,000円（税別）の予定です。

AR-96の機能が拡張！ ファームウェア・バージョン 2.0公開

　すでに販売中のAR-96もさらに進化！ 新しく公開されたファームウェア2.0では、インストゥルメント・アイコンや パッド・ポジションなどグラフィカルな表示やSDカードからWAVファイルのインポート、パッド演奏時のMIDIノート出力、エディター・ソフトが使用可能など、機能が追加されています。

→ Firmware Update 2.0の詳細はこちらでご確認ください