ヘッドウェイの桜10周年記念モデル、第一弾としてSAKURA'24&YOZAKURA'24の全8機種が登場
- 2024/03/19
DAW/シーケンサー/サンプラー/リズムマシン/レコーダー
音と映像と通信のプロフェッショナル展“Inter BEE”が11月15日〜17日に幕張メッセで開催され、今年も出展者数・登録来場者数ともに過去最多を記録し大きく盛り上がりました。今回はその中でも音楽クリエイターの皆さんに知って欲しいアイテムやオススメ商品を中心にピックアップしてみます!
Inter BEE 2017開催中に発表されたSteinberg Cubase 9.5がさっそくYAMAHAブースに登場しました。64ビット浮動小数点処理によりさらに音質が向上。メーター・セクションやダイレクト・オフライン・プロセッシングなどの機能強化も行なわれています。
また、YAMAHAではデジタル・ミキサー30周年を記念した展示や、サウンド&レコーディング・マガジン監修による小冊子やデジタル・ミキサーのマグネットが当たる抽選会などで盛り上がっていました!
タックシステム・ブースではマスタリング・ソフトiZotope Ozone 8 Advancedと、トラックを解析して最適な処理を行なえるプラグインiZotope Neutron 2 Advancedのデモンストレーションが行なわれていました。この2つをコンピューターにインストールすると、ミキシングとマスタリングのシームレスなワークフローが実現します。
クリプトン・フューチャー・メディア・ブースでは、話題のACCUSONUSプラグインを試すことができました。2Mixのドラムパートをドラッグ&ドロップするだけで自動的にキック、スネアといったパラのトラックに分離するRegrooverやノイズや、部屋鳴りなどの除去できるプラグインERAシリーズなどが人気で、これらには人工知能エンジンが使用されているとのこと。
デジマート・マガジン製品ニュースでも紹介中のオーディオ・インターフェース搭載のキーボード・コントローラー、IK MultimediaiRig Keys I/OがInter BEEで初披露。単3電池4本で駆動するのでシンプルな接続でiPadを使った音楽環境が整います。
指先だけで誰でも演奏が楽しめる電子楽器ROLI Blocksシリーズに新ラインナップ“Lightpad M”が登場。一見Lightpad Blockのようですが、Seaboardからインスパイアされた225のマイクロKeywaveを搭載。指先で表面の凹凸を感じながら演奏することができます。
すでにデジマートでも売れ筋のデジタル・ミキサーZOOM Live Trak L-12がZOOMブースでフィーチャーされていました。5系統のモニター・アウトを装備した12チャンネル仕様で、マルチレコーダー、14イン/4アウトのUSBオーディオ・インターフェース機能が統合されているという優れもの。録音したパートとのバンド同期演奏にもバッチリ対応します。
ATV aFrame
ATVブースでは映像関連の製品をメインに展示されていましたが、LED照明が付きの特別仕様aFrameでデモンストレーションを行ない、来場者の目を引きつけていました。
UAシリーズの基本性能を引き継ぎ、さらに使いやすさを追求したモデルで、レベル・インジケーターはトップとフロントのどちらからも見えやすいように工夫されており、デザインも一新されています。
10月に発表されたばかりの新しいオーディオ・インターフェースが展示されていました。同社のOnyxマイクプリを搭載した24ビット/192kHzまで対応。どちらもUSBバスパワーで動作します。どちらも2イン/2アウト仕様ですが、Onyx Producer 2•2は、Hi-Z入力対応のライン入力とOnyxマイクプリを搭載したXLR/TRSコンボ入力端子を2つとMIDI入出力端子を1系統装備。Onyx Artist 2•2はHi-Z入力対応のライン入力(1/4インチTRS)とOnyxマイクプリを搭載したXLR/TRSコンボ入力端子を各1系統装備したシンプルな設計です。
ケーブルがつながっていないパワードPAスピーカーから音楽が流れていてビックリ! これは間もなく発売予定のMACKIE Thump Boostedシリーズの15インチ・モデル、TMACKIE Thump15BSTです。Bluetooth機器からダイレクトにワイヤレス音楽再生が行なえ、さらに本体搭載のミキサー機能はiPadアプリでワイヤレスでコントロール可能。Bluetooth対応スピーカーもついにここまで来ましたか!
メディア・インテグレーション・ブースに展示されていた話題のモニター・スピーカーFOCAL Shapeシリーズ。ウーファーに“フラックス”という素材を採用し、アルミニウム/マグネシウム合金のツィーター、そしてバスレフの代わりに両サイドにパッシブ・ラジエーターというユニークな構成になっていて、設置場所で音の印象が変わりにくいと評判を呼んでいます。また、今までに無いデザインと本体の質感もクリエイターやエンジニアのハートをつかんでいるようです。見た目も大事ですからね!
iOSデバイスでも使用可能なオーディオ・インターフェース搭載のコンデンサーマイクApogee Micシリーズの新製品、Mic Plusが登場。ヘッドフォン・アウト端子が搭載してより使いやすくなりました。Lightning、USB-C 、USB Type-Aのケーブルが付属。音楽制作やナレーション、動画配信など幅広く使用できます!
今年のNAMM Showで登場して話題になったコンパクトなボーカル・ブースISOVOX2。自宅でのボーカル録音はこれがあれば完璧ですね!
マイクなどをワンタッチで簡単に取り付けられ、自在に角度調整が可能なスタンド・ブランドTRIAD-ORBIT。今回のInterBEEではヒビノインターサウンド・ブースにて巨大なマイク・スタンドStarbirdを参考出品していました。その大きさだけでなく、高さ調節が半自動で行なえるようになっていて、かなりのインパクトがありました!
TRIAD-ORBIT Starbird
こちらで紹介しきれなかったアイテムはこちらでご覧いただけます! 是非チェックしてみてください!
いっちー
元楽器販売店。楽天市場内の店長Blogを毎日10年以上更新し、2008年ブログ・オブ・ザ・イヤーを受賞。学生のころから作曲やDJ活動、バンド活動などの経験を積む。得意ジャンルはクラブ・ミュージック