Bacchus 30周年記念スプリングキャンペーン
- 2024/03/22
Zemaitis / CAM-LTD
ゼマイティスより、いわゆるパーラー・ギターと呼ばれるミニ・サイズのボディを持つ2018年限定のニュー・モデルと、エレクトリック・アコースティック・ベースの2機種が新たに登場した。
ゼマイティス・アコースティックの2018リミテッド・エディション「CAM-LTD」は、手軽に楽しめるミニ・サイズのボディに、演奏性に優れた600mmスケールを採用。14フレット・ジョイントで、20フレット仕様となっている。ボディ・トップには、板材のときに真空状態で熱を加えることで余分な水分やミネラルを取り除いたソリッド・シトカ・スプルースを、サイド&バックにはサペリを採用することで、安定したボディ剛性を実現。ネック材はオクメで、指板とブリッジにはブラックウッドテックを採用している。ちなみにブラックウッドテックとは、環境資源の枯渇を防止するため天然木を圧縮して作られた木製パーツの名称で、圧縮することで密度が増して硬度が高まり、楽器に最適な音響特性を持つ。そしてサイド&バックとネックには、導管(木目)を目止め剤で完全に埋めないオープン・ポア(オープン・グレイン)仕上げと、塗膜の薄いセミグロス・フィニッシュを採用することで、軽いタッチでも高いレスポンスが得られるようになっている。ルックス面では、ハート型のサウンドホールと、その周囲をドットとハートで囲むように配置されたロゼッタ、英語で口ひげを意味する“マスターシュ”と命名されたブリッジ、そして4つのハートを四葉のクローバーのように配置したヘッド部のインレイも特徴的だ。
エレクトリック・アコースティック・ベースの2機種「CAJB-100HW-E」(ハート・サウンドホール)および「CAJB-100FW-E」(ラウンド・サウンドホール)は、新たにベース用にデザインされたスキャロップドXブレーシングを採用。アコースティックならではの深みのある低音と充分な鳴り、強度を実現している。他の共通スペックとしては、813mm(32インチ)スケールに15フレット・ジョイントの20フレット仕様、前出の「CAM-LTD」と同様の高い剛性を持ったボディ&ネック、ブラックウッドテックの指板とマスターシュ・ブリッジ、塗膜の薄いセミグロス・フィニッシュの採用、Zロゴが入ったヘッド・ストックなど。そしてピックアップ&プリアンプ・システムは、L.R.バッグスのエレメントVTCを搭載。アンダーサドル・ピックアップに、コントロールはボリュームとトーンを装備している。エレクトリック・アコースティック・ベースの最初の1本として、またアコースティックでも個性を主張したいベーシストにも最適なモデルと言えるだろう。
価格:¥46,000 (税別)
価格:¥92,000 (税別)
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