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  • 田中義人とkubotaがギブソン2018ラインナップで豪華セッション!

田中義人 & kubota(ジルデコ)が弾き倒すGibson 2018 & Custom 2017セッション

Gibson 2018 Models

  • 制作:デジマート・マガジン 取材・文:井戸沼尚也 写真撮影:八島崇 動画撮影&編集:熊谷和樹 録音:嵩井翔平 協力:田中舘滋

ギブソン2018ラインナップがいよいよ発表された。厳選されたパーツやカラーを纏った2018モデルは、これまでのモデルからさらに歩みを進め、ユーザーそれぞれの好みにマッチするようなギターが並ぶ。今回はロックからジャズまでなんでもこなせるスーパー・ギタリストの田中義人氏とkubota(JiLL-Decoy association)氏を迎え、ギブソン2018ラインナップを中心に、2017年末にリリースされたギブソン・カスタムの限定モデルを交えた“特別セッション”をお届けしたい。

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田中義人 & kubota(JiLL-Decoy association)× Gibson 2018 & Gibson Custom 2017 Limited Run

進化を続けるギブソンの現在地
2018ラインナップの特徴とは?

 2018年のギブソンを端的に表す言葉は、“進化”。厳選された製品のラインナップをシンプルにわかりやすく再編しつつ、特別なモデルを提供するスペシャル・ランのような企画にも積極的に取り組んでいく方向性を打ち出している。

 そのために、今年から“Gibson”と“Gibson Custom(カスタムショップ)”の一層の区別化を図り、同時にメンフィス工場(ESシリーズの生産拠点)とモンタナ工場(アコースティックの生産拠点)で生産されるモデルに関しては、すべて“Gibson”のブランド名で統一したシンプルなブランディングとなる。メンフィス工場とモンタナ工場に関しては、コア・モデルの生産だけではなく、今後はカスタム・オーダー品の生産も行なうというから楽しみだ。

 Gibson Customに関しては、“ユーザーが考える夢のギブソン・ギター”を提供するという原点に立ち返り、定期的にリミテッド・ランをリリース。もちろん、ビンテージ・ファンはこれまで同様にヒストリック仕様の製品のオーダーも可能だ。

 伝統にとらわれないモダンなプレイヤーに対しても、イノベイティブな機能や高いプレイアビリティ、そして過去にとらわれないカラーリングを持った製品を提供。2018年は、あらゆる面で進化したギブソンを堪能できるだろう。

1. Gibson Custom Session

Gibson Custom 2017 Limited Run
Les Paul Standard Figured Top Tom Murphy Painted & Aged

Les Paul Standard Figured Top Tom Murphy Painted & Aged

Les Paul Standard Figured Top Tom Murphy Painted & Aged(Back)

定評のあるトム・マーフィーのエイジド加工。手作りの専用器具で傷や経年変化を再現している

 ビンテージ・ギターを知り尽くし、フィニッシュやエイジングの巧みさに定評がある名工、トム・マーフィーが“自身が理想とするレス・ポール”を追求した究極の1本。特筆すべきはボディ・トップのカーブで、ギターを抱えた時に演奏者から最も美しく見えるピックアップ・セレクター周りのカーブを中心に、カービングの見直しが行なわれている。また、“軽すぎないマホガニー材”を使用し、その重量が9ポンド〜9ポンド+αとなっている点もサウンド的に重要なファクターだ。実用性にもこだわり、割れやすいジャック・プレートにはメタル製を採用。ただし違和感がないようにメタルをクリーム色に着色するなど、細部にわたって抜かりがない、まさしく至高の1本。

【Specifications】
●ボディ:ハンド・ピックト2ピース・フィギュアド・メイプル・トップ(ハイドグルー接着)、ライト・ウェイト・ソリッド・マホガニー・バック ●ネック:ソリッド・マホガニー(ロング・テノン、ハイドグルー接着) ●スケール:24.75” ●指板:ソリッド・ローズウッド(ハイドグルー接着) ●ブリッジ:ABR-1 ●テイルピース:ライト・ウエイト・アルミニウム ●ピックアップ:カスタムバッカー×2 ●コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:エイジド・ラッカー・ブラウン/ピンク・カスタムショップ ●付属:スイッチ・プレート・メダリオン(別途ブラック・プラスチック・カバー)、ギブソンカスタムショップ認定書 ●カラー:マーフィー・サンバースト

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Gibson Custom 2017 Limited Run
Modern Double Cut Custom 3A Quilt DC

Modern Double Cut Custom 3A Quilt DC

Modern Double Cut Custom 3A Quilt DC(Back)

超高強度のオリジナル・ボリュート。プロトの段階では、ネックの上に人が乗ってもビクともしなかったとか……

 現代的な高いプレイアビリティと、伝統的なギブソン・サウンドを有するModern Double Cut。先行してリリースされていたスダンダードに続き、カスタムが登場した。スタンダードにはないヘッドに輝くスプリット・ダイヤモンド・インレイや多層のバインディングは、レス・ポール・スタンダードとカスタムの関係を思わせる。ダブル・カッタウェイ、24フレット、ヒールの処理がもたらす弾きやすさは圧倒的だ。さらにヘッド裏のボリュートにより、ヘッドからネックにかけての強度を増したことでボディと弦がさらに振動しやすくなり、超ロング・サステインを獲得している。

【Specifications】
●ボディ:2ピース3Aキルト・メイプル・トップ、1ピース・ソリッド・マホガニー・バック ●ネック:1ピース・マホガニー(ロング・テノン) ●スケール24.75” ●指板:リッチライト ●ブリッジ:ABR-1 ●テイルピース:ストップ・バー ●ピックアップ:57クラシック(ネック)、57クラシック・プラス(ブリッジ) ●コントロール:ボリューム、トーン、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ブラック・ハードシェル・カスタムショップ ●付属:ギブソンカスタムショップ認定書 ●カラー:DC Rust

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Custom Session Impression

田中 横でそのレス・ポールの音を聴いていたら、(ジョン・メイオール&)ブルースブレイカーズの頃の(エリック)クラプトンの感じを思い出したよ。

Kubota 確かに、このギターはあの時代のレス・ポールの一番おいしい音がしますよね。音に芯があるし、サステインがすごい! 義人さんが弾いたModern Double Cut Customはめっちゃ音が太いですね!

田中 見た目だけではどんな音がするかわからなかったんだけど、実際に弾いてみたら小ぶりなボディとは思えない鳴り方をするのが不思議だった。ハイ・ポジションの音もしっかり出る感じ。もちろん弾きやすいし、このギターはルックスもいいよね。

Kubota ルックスで言えば、このレス・ポールもすごいですよ。本当に細かいところまでエイジド処理がされているし、トップのカーブの雰囲気も最高です。

2. Gibson Les Paul Session

Gibson
Les Paul Standard 2018

Les Paul Standard 2018

Les Paul Standard 2018(Back)

各ボリュームはコイル・スプリット、ネック・トーンはフェイズ・アウト、ブリッジ・トーンはオール・スルーだ

 エレクトリック・ソリッド・ギターの象徴とも言えるギブソン・レス・ポール・スタンダード。2018年モデルは、非対称のスリムなネック+最新のウェイト・リリーフを施したマホガニー・バックによる快適な演奏性を実現している。ボディ・トップには美しいAAAグレードのメイプルを採用し、その美しさを最大限に引き立たせるため、ピックガードやピックアップ・セレクター周りのワッシャーは取り付けられていない。ピックアップにはフロント/リアともにバーストバッカーPROを搭載。また、コントロールの4プッシュ/プルにより、コイル・スプリットやフェイズ・アウトを含む多彩なサウンドが得られる。

【Specifications】
●ボディ:AAAフィギュアド・メイプル・トップ、マホガニー・バック ●ネック:マホガニー ●スケール:24.75” ●指板:ローズウッド ●ブリッジ:アルミニウム・チューン・オー・マティック ●テイルピース:アルミニウム・ストップ・バー ●ピックアップ:BBプロ・リズム(ネック)、BBプロ・リード(ブリッジ) ●コントロール:ボリューム×2(プッシュ/プル)、トーン×2(プッシュ/プル)、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ハードシェル カラー:ブラッド・オレンジ・バースト、コバルト・バースト、ヘリテイジ・チェリー・サンバースト、モハベ・バースト(写真)

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Gibson
Les Paul Classic 2018

Les Paul Classic 2018

Les Paul Classic 2018(Back)

独特の粘りが人気のP-90。ゴールドトップには白、エボニーとペルハム・ブルーには黒のカバーが付けられている

 2018年モデルから、ノン・ウェイト・リリーフのソリッド・ボディ構造となったレス・ポール・クラシック。P-90ピックアップ、ABRブリッジ、アルミのストップ・バー・テイルピースの組み合わせがビンテージ・ライクなサウンドを生み出す。スリム・テーパーのネックは快適な演奏性を約束し、少し重量のあるグローバー・ペグはチューニングの安定性はもちろん、良好なサステインにも寄与している。この仕様においては、まさにクラシックと言えるゴールド・フィニッシュのほか、エボニー、そして鮮やかなペルハム・ブルーの3色を展開。フィニッシュに合わせてピックガードなどの色も変わるので、好みの1本を見つけてほしい。

【Specifications】
●ボディ:プレーン・メイプル・トップ、マホガニー・バック ●ネック:マホガニー ●スケール:24.75” ●指板:ローズウッド ●ブリッジ:ABR ●テイルピース:アルミニウム・ストップ・バー ●ピックアップ:P-90×2 ●コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ハードシェル ●カラー:ゴールド・トップ、ペルハム・ブルー(写真)、エボニー

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USA Session Impression

Kubota Les Paul Standard 2018は、すごく多彩な音がしていましたね。

田中 うん。サウンドのバリエーションが多いから、曲のイメージに合う音を作りやすい! 例えばアルペジオを弾く時に“ちょっと粒立ちのニュアンスを変えたい”と思ったら、このコイル・スプリットを使ってみるとすごく良いと思う。見た目は王道のレス・ポールだけど、王道のモデルにはないバリエーションが魅力だよね。……Les Paul Classic 2018はどう?

Kubota P-90の威力は絶大ですね。太さがありつつ透明感があって……エフェクトのノリも良い。P-90を搭載したギターは何本か持っているんですが、特にこのギターは完全にソリッドだからか抜けがいいですよ。

田中 ジャジィなプレイをしても抜けが良くて、聴いていて気持ちが良いね。

3. Gibson ES Session

Gibson
ES-275 Custom

ES-275 Custom

ES-275 Custom(Back)

ES-275の各モデルの中で、本器にはこのスリー・バー・テイルピースが搭載されているのが特徴だ

 日本人の体型にフィットするように開発された新感覚のフル・アコースティック・ギター、ES-275。2018年モデルの本器は、新たに指板にダーク・ローズウッドを、テイルピースにスリー・バー・アーチトップ・テイルピースを採用している。MHSハムバッカー・ピックアップとボディ構造によるウォームなサウンドを基本に、オレンジ・ドロップ・コンデンサー、550kマッチング・ポット、そしてリズム側のみキャパシターの値を.015μF(リード側は.022μF)とし、ハンドワイヤード結線された“MTC PREMIEREサーキット“により、フロントのトーンを絞った時にも高域がカットされすぎない仕様になっている。ジャズを中心に、ソウル、ファンク、ブルースなどを弾きたい日本人プレイヤーには最高の1本だ。

【Specifications】
●ボディ:3プライ・フィギュアド・メイプル/ポプラ/メイプル ●ネック:クォーターソーン・マホガニー ●指板:ダーク・ローズウッド ●スケール:24.75” ●フレット数:22 ●ブリッジ:ABR-1(チタン・サドル、ローズウッド台座) ●テイルピース:スリー・バー・アーチトップ・テイルピース ●ペグ:グローバー“ミルク・ボトル”ロトマチック ●ピックアップ:MHS(ネック)、MHSハムバッカー・リード(ブリッジ) ●コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ハードシェル ●カラー:サンセット・バースト

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Gibson
1961 ES-335(Handselected)

1961 ES-335(Handselected)

1961 ES-335(Handselected)(Back)

オリジナルの1961年ビンテージでもそうはお目にかかれない良材をハンドセレクトで選定し使用している

 ギブソン・メンフィス工場のカスタム・オーダーの受付が始まり、日本のディーラーからのオーダー第1号となったのがこの1961 ES-335だ。ミッキーマウス・イヤーと呼ばれるカッタウェイ・ホーンの形状、ドット・ポジション・マークといった初期の特徴を有しながらもショート・ピックガードという、いわば過渡期の仕様を忠実に再現している。ボディ・トップとバックにはハンドセレクトされた良材が使用され、サーマリー・エイジド加工されたセンター・ブロックと合わせて豊かな鳴りを実現している。61年と言えば、古くはリー・リトナー、近年ではウォーレン・ヘインズが愛用していることで知られ、この仕様を待っていたファンも多いはず。

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ES Session Impression

田中 このギター(ES-275 Custom)欲しい(笑)。

Kubota めっちゃ合ってますよ。

田中 ジャズ系だけじゃなく、デヴィッド・T・ウォーカーみたいなプレイやソウル系にも合うし、すごく良いギター! 弾き心地もサウンドも良いし、無理のないタッチで弾けて、すごく温かいトーンが出る。僕みたいなプレイヤーには絶妙な楽器ですね。……335はやっぱり、ねぇ?

Kubota もう、“ただいま〜”というか、家に帰ってきたみたいな感じです(笑)。実はチェリー・カラーを初めて弾いたんですけど、良いですね。自分が持っている1963モデルと比べると、こっちのほうが若干メロウかな。グリップもしっかりしているように感じます。あとはフロントとリアのキャラクターがハッキリ違っていて、リアはかなりロックな感じですね。これも良いギターだと思います。

4. Gibson Acoustic Session

Gibson
J-45 Vintage

J-45 Vintage

J-45 Vintage(Back)

1942年から46年までのわずかな期間のみ採用されたスクリプト・ロゴ&バナー・ロゴがビンテージ感を高めている

 トップ材にサーマリー・エイジド加工が施されたアディロンダック・レッド・スプルースを採用し、バック&サイドにはマホガニーを使ったJ-45 Vintage。2018年からは塗装の厚みが従来の約半分となり、VOSフィニッシュと合わせて、外観、サウンドともよりビンテージ・ライクなものとなっている。また、チューナーにもエイジド加工されたものを使い、より雰囲気を高めているのもこのニュー・モデルからだ。Xの角度が広いワイド・ブレイシングを採用し、トップのアディロンダックとの相乗効果で、強いストロークにも負けないパワフルな音を生み出している。

【Specifications】
●ボディ:マホガニー・サイド&バック、サーマリー・エイジド・アディロンダック・レッド・スプルース・トップ ●ネック:マホガニー ●スケール24.75” ●指板:ローズウッド ●ブリッジ:トラディショナル・ベリー(アップ) ●サドル:ボーン ●ケース:ハードシェル ●カラー:ビンテージ・サンバースト

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Gibson
Hummingbird Vintage

Hummingbird Vintage

Hummingbird Vintage(Back)

ボタンが少し黄ばんでいるゴトー製のエイジド加工ペグを搭載。ヘッド周りが味わい深くなっている

 Hummingbird Vintageは、前述のJ-45 Vintage同様これまでに比べて厚さを半分にした極薄の塗装を採用し、ヘリテージ・チェリー・バーストTVのVOSフィニッシュと相まって、新品とは思えないオーラを発している。トップ材にはサーマリー・エイジド加工を施したシトカ・スプルースを、バック&サイドにはマホガニーを使って、繊細で広がりのある音を生み出している。新品の時点ですでに良音だが、今後の経年変化によって、さらに倍音成分が出てくることが期待できそうだ。ペグにはゴトー製のエイジド加工されたチューナーを採用し、ヘッド周りの雰囲気も非常に良い。目を惹くダブル・パラレログラム・インレイやピックガード、フィニッシュ、材の質感の対比が本器の渋さを際立たせている。

【Specifications】
●ボディ:マホガニー・サイド&バック、サーマリー・エイジド・シトカ・スプルース・トップ ●ネック:マホガニー ●スケール:24.75” ●指板:ローズウッド ●ブリッジ:トラディショナル・ベリー(アップ) ●サドル:ボーン ●ケース:ハードシェル ●カラー:ヘリテイジ・チェリー・サンバーストTV

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Acoustic Session Impression

田中 ボディが良く鳴っていて、新品とは思えない感じですね。コードを鳴らしていてもすごく気持ちが良いです。

Kubota このギターはすごく軽いですね。軽いおかげか鳴りも良いし、ふくよかです。単音で弾いても寂しい感じがしないし。……J-45 Vintageも良いですね。土臭い感じがありつつ、高域もキレイに出ています。

田中 これはレコーディングで使っても良さそう。このギターが持っている気持ちの良い帯域が、音源全体の中でも良い位置にいてくれそうだなと思います。

Kubota このHummingbird Vintageもジャンルを選ばないと思います。それにしてもビックリするくらい軽いですし、最初から良く鳴っていますね。

田中 うん。がんばって鳴らさなくていいから、弾いていて疲れないのも良いね。

Total Impression

田中 まず、どのギターを弾いても“ギブソンの伝統的な音がしっかりしているな”という印象です。そのうえで、ビンテージ・サウンドの再現はもちろん、“現代の音楽の中でどうビンテージの音を生かすのか”ということまでしっかりと考えて作られているなと感じました。

Kubota 義人さんに全部言われちゃいました(笑)。でも本当にそうで、“ギブソンってこういう音だよね”という安心感はありながら、プラスαで新しい音を探そうというスピリットに共感しました。義人さんはどのギターが良かったですか?

田中 全部良かったけど……ES-275 Customは“痒いところに手が届くギター”という感じ。Modern Double Cut Customも新鮮だったし、Les Paul Standard 2018のコイル・スプリットした音も印象に残っていますね。

Kubota 確かにギター1本であれだけキャラクターが変わるのはビックリしました。僕が印象に残っているのはチェリーの1961 ES-335ですかね……もう335は何本持っていてもいいですね(笑)。あとはやっぱりLes Paul Standard Figured Top Tom Murphy Painted & Agedです。これはトム・マーフィーさんの想いが詰まっているというか、多くのレス・ポールに携わってきた人の完成形という感じのすごいギターでした。

使用機材

田中義人
Fender / Deluxe Reverb(アンプ)
BamBasic Effectribe / YT-902(オーバードライブ)
Xotic / EP Booster(ブースター/常時オンで使用)
Analogman / DD-6(デジタル・ディレイ)
BamBasic Effectribe / Black Box(トレモロ/リバーブ)

kubota
Marshall / JVM210H1960 LEAD Cabinet(アンプ)
PMN Musical Instruments / NotesDriver(オーバードライブ)
Eventide / TimeFactor(デジタル・ディレイ)

Other Line Up

ここからは、上記で紹介した以外のギブソン2018ラインナップ&カスタムの2017リミテッドランを紹介しよう!

Gibson Custom
Les Paul Standard “Rock Top”

Les Paul Standard “Rock Top”

 カスタム・オーダーの秘密のレシピである“重量のあるハードロック・メイプルと軽量のマホガニー”を組み合わせたリミテッド・ラン。個性的なルックスと正統派のサウンドを持つ。

【Specifications】
●ボディ:2ピース・ハードロック・メイプル・トップ(ハイドグルー接着)、ウルトラ・ライト・ウェイト・ソリッド・マホガニー・バック ●ネック:ソリッド・マホガニー(ロング・テノン、ハイドグルー接着) ●ネック・プロフィール:ミディアム・チャンキー ●スケール24.75” ●指板:ソリッド・ローズウッド(ハイドグルー接着) ●ブリッジ:ABR-1 ●テイルピース:ライト・ウエイト・アルミニウム ●ピックアップ:カスタムバッカー×2 ●コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ブラウン/ピンク・カスタムショップ ●カラー:トランス・ゲオデ(写真)、マラチテ、フォッシズド・フレイム、トランス・グラニテ

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Gibson Custom
Modern Double Cut Custom Ebony

Modern Double Cut Custom Ebony

 Modern Double Cut Customのエボニー仕様モデル。金属パーツはゴールドで統一され、さながらレス・ポール・カスタムのようなゴージャスなルックスを彷彿とさせる。

【Specifications】
●ボディ:2ピース・ソリッド・メイプル・トップ、1ピース・ソリッド・マホガニー・バック ●ネック:1ピース・マホガニー(ロング・テノン)●スケール24.75” ●指板:リッチライト ●ブリッジ:ABR-1 ●テイルピース:ストップ・バー ●ピックアップ:57クラシック(ネック)、57クラシック・プラス(ブリッジ) ●コントロール:ボリューム、1トーン、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ブラック・ハードシェル・カスタムショップ ●付属:ギブソンカスタムショップ認定書 ●カラー:エボニー

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Gibson Custom
Flying V Custom

Flying V Custom

 漆黒のボディにゴールド・パーツ、指板に輝くブロック・インレイは、ギブソンの最上位機種の特権だ。エレガントでありながらロック・スピリットを感じさせるフライングV。

【Specifications】
●ボディ:マホガニー ●ネック:1ピース・マホガニー ●スケール24.75” ●指板:リッチライト ●ブリッジ:チューン・オー・マティック ●ピックアップ:カスタムバッカー×2 ●コントロール:ボリューム×2、トーン、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ブラック・ハードシェル・カスタムショップ ●付属:ギブソンカスタムショップ認定書 ●カラー:エボニー

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Gibson
Les Paul Traditional 2018

Les Paul Traditional 2018

 丸みのあるネック、ビンテージ・スタイルのペグ、ABRブリッジ、シンプルなコントロール、伝統的な材の構成など、典型的なレス・ポールの血統を今に引き継ぐモデル。

【Specifications】
●ボディ:AAフィギュアド・メイプル、マホガニー・バック ●ネック:マホガニー ●スケール:24.75” ●指板:ローズウッド ●ブリッジ:ABR ●テイルピース:アルミニウム・ストップ・バー ●ピックアップ:BB1(ネック)、BB2(ブリッジ) ● コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ハードシェル ●カラー:ヘリテイジ・チェリー・サンバースト(写真)、ハニー・バースト、タバコ・ペリミター・バースト

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Gibson
Limited Run Les Paul Special Double Cutaway 2018

Les Paul Special Double Cutaway 2018

 ラップ・アラウンド・ブリッジとソープ・バー・タイプのP-90の組み合わせは、ロックンロールを演奏するための最適なコンビネーション。ヘッドに輝くスクリプト・ロゴもポイント。

【Specifications】
●ボディ:マホガニー ●ネック:マホガニー ●スケール:24.75” ●指板:ローズウッド ●ブリッジ:ラップアラウンド ●ピックアップ:P-90×2 ●コントロール:2ボリューム、2トーン、1トグル・スイッチ ●ケース:ハードシェル ●カラー:TVイエロー

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Gibson
SG Standard 2018

SG Standard 2018

 1961年モデルのSGらしさをベースにしながら、ロッキング・ペグやネックのホワイト・バインディングなど、モダンな要素も導入。2018年におけるSGの、まさにスタンダードである。

【Specifications】
●ボディ:マホガニー ●ネック:マホガニー ●スケール:24.75” ●指板:ローズウッド ●ブリッジ:アルミニウム・チューン・オー・マティック ●テイルピース:アルミニウム・ストップ・バー ●ピックアップ:61R(ネック)、61T(ブリッジ) ●コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ハードシェル ●カラー:オウタム・シェイド、エボニー(写真)、ヘリテイジ・チェリー

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Gibson
ES-335 Figured 2018

ES-335 Figured 2018

 AAAのメイプル・ベニアとアクアマリン・フィニッシュが鮮烈な印象を残す。MHSハムバッカー、チタン・サドル付きABR−1ブリッジ、MTC Premiereアッセンブリの採用など、サウンド面も万全だ。

【Specifications】
●ボディ:3プライ・フィギュアド・メイプル/ポプラ/メイプル・トップ&バック ●ネック:クォーターソーン・マホガニー ●指板:ダーク・ローズウッド ●スケール:24.75” ●フレット数:22 ●ブリッジ:ABR-1(チタン・サドル) ●テイルピース:アルミニウム・ストップ・バー(ロッキング・スタッド) ●ペグ:グローバー“ミルク・ボトル”ロトマチック ●ピックアップ:MHS(ネック)、MHSハムバッカー・リード(ブリッジ) ●コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ハードシェル ●カラー:アクアマリン

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Gibson
ES-335 Dot 2018

ES-335 Dot 2018

 2018年のES-335 Dotは、伝統と革新が融合したモデル。シングル・ピースのメイプル・ネックと手巻きのネック・バインディングはこれまでにない演奏性をもたらす。シンプルな装飾も印象的。

【Specifications】
●ボディ:3プライ・メイプル/ポプラ/メイプル・トップ&バック ●ネック:メイプル ●指板:ローズウッド ●スケール:24.75” ●フレット数:22 ●ブリッジ:ABR-1(チタン・サドル) ●テイルピース:ダイキャスト・ジンク ●ペグ:グローバー102ロトマチック ●ピックアップ:バーストバッカー1(ネック)、バーストバッカー2(ブリッジ) ●コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ハードシェル ●カラー:ブルー・バースト(写真)、ワイン・レッド

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Gibson
ES-330 2018

ES-330 2018

 赤みの強いサンセット・バースト・フィニッシュ、ゴールドのトップ・ハット・ノブは、ビンテージ・ギブソンの雰囲気そのもの。ホロー・ボディとP-90の相性の良さもすでに歴史が証明している。

【Specifications】
●ボディ:3プライ・メイプル/ポプラ/メイプル・トップ&バック ●ネック:クォーターソーン・マホガニー ●指板:ローズウッド ●スケール:24.75” ●フレット数:22 ●ブリッジ:ABR-1(チタン・サドル) ●テイルピース:シンライン・トラピーズ・テイルピース ●ペグ:ビンテージ・スタイル(オーバル・ボタン) ●ピックアップ:MHS P-90(ネック)、MHS P-90リード(リバース・ポラリティ/ブリッジ) ●コントロール:ボリューム×2、トーン×2、3ウェイ・トグル・スイッチ ●ケース:ハードシェル ●カラー:サンセット・バースト

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Gibson
J-15 Walnut Burst

J-15 Walnut Burst

 ウォルナット・バーストが印象的な2018年のJ-15。ネックとボディをハイドグルーで接着し、スキャロップト・ブレイシングを採用するなど、目に見えない部分にもこだわりながらハンドメイドで生産されている。

【Specifications】
●ボディ:シトカ・スプルース・トップ、ウォルナット・サイド&バック ●ネック:2ピース・メイプル ●スケール24.75” ●指板:ウォルナット ●ブレイシング:トラディショナル、ハンド・スキャロップトXブレイシング ●ブリッジ:レクタングル、クローズド・スロット ●サドル:タスク ●ピックアップ:LR Baggs Element ●コントロール:ボリューム ●ケース:ハードシェル ●カラー:ウォルナット・バースト

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Gibson
J-45 Walnut Burst AG 2018

J-45 Walnut Burst AG 2018

 シトカ・スプルース・トップにウォルナットのサイド&バックのスリム・ボディで、カッタウェイ仕様のラウンド・ショルダーという個性的なJ-45。サウンドは明るくバランスのとれた正統派だ。

【Specifications】
●ボディ:シトカ・スプルース・トップ、ウォルナット・サイド&バック ●ネック:2ピース・メイプル ●スケール24.75” ●指板:ウォルナット ●ブレイシング:トラディショナル、ハンド・スキャロップトXブレイシング ●ブリッジ:モディファイド・レクタングル ●サドル:タスク ●ピックアップ:LR Baggs Element ●コントロール:ボリューム ●ケース:ハードシェル ●カラー:アンティーク・ナチュラル

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Gibson
Parlor Rosewood AG 2018

Parlor Rosewood AG 2018

 小型でありながらサウンドを損ねないパーラー・ギターの進化形。シトカ・スプルース・トップ、ローズウッド・サイド&バックで、丸みを帯びたボディとカッタウェイも個性的。

【Specifications】
●ボディ:シトカ・スプルース・トップ、ローズウッド・サイド&バック ●ネック:マホガニー ●スケール24.75” ●指板:リッチライト ●ブレイシング:トラディショナル、ハンド・スキャロップトXブレイシング ●ブリッジ:モダン・ベリー(ダウン)、リッチライト ●サドル:タスク ●ピックアップ:LR Baggs Element VTC ●コントロール:ボリューム、トーン ●ケース:ハードシェル ●カラー:アンティーク・ナチュラル

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製品情報

プロフィール

田中義人
たなか・よしと。1973年生まれ、北海道出身。birdやMONDO GROSSO、スガ シカオを始め、さまざまなアーティストのレコーディング/ライブに参加経験のある、日本を代表するセッション・ギタリスト/サウンド・プロデューサー。2015年の春頃、右腕の手首に局所性ジストニアを発症したが、2年間半に及ぶ治療/リハビリの末、2017年に活動を再開!

kubota
くぼた。1976年生まれ、静岡県出身。2002年に結成し、ジャズ、ポップス、ロックをベースにした楽曲で人気を博すJiLL-Decoy associationのギタリスト。大学卒業後にアメリカへ渡り、ジャズ・ギターを学ぶと同時にプロとしての活動をスタート。ジャズのほかにもロックやヒップホップ、レゲエなど、さまざまなジャンルのアーティストのライブやレコーディングにも参加。ロバート・グラスパーとの共演歴も持つ。

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