KATANAソフトウェアがVer.3にアップデート！

【ブラウン・サウンドと親和性の高い3つの新規エフェクトを追加】
　KATANAが誇るアンプ・タイプ“BROWN”と親和性の高い、名機Roland DC-30 Analog Chorus-Echo、BOSS GE-10 Graphic Equalizer、95E Pedal Wahの、新たなエフェクト3つが追加された。

【本体エフェクト・ノブとエクスプレッション・ペダルへのアサイン自由度の向上】
　これまで各エフェクトごとに固定されていたノブのパラメータが、BOSS TONE STUDIO上で自由に設定することができる。加えて、これまでペダル・ワウとボリューム・ペダルとしてのみ使用可能だったエクスプレッション・ペダルに、エフェクトの各パラメータがアサイン可能となった。

【13種類のエフェクトがUSBでのステレオ・レコーディングに対応】
　本機搭載のUSB Audio出力から、コーラスやフランジャー、トレモロ、ビブラート、ロータリー、リング・モジュレーター、スロー・ギア、 スライサー、リミッター、グラフィックEQ、パラメトリックEQ、DC-30、リバーブの内蔵エフェクト13種類を、ステレオで出力することが可能になった。DAWレコーディングも強力にサポートしてくれるだろう。

　本ソフトウェア・アップデートは無償で行なうことができ、ダウンロードはBOSSウェブサイトの各製品ページから可能だ。

■対象機種
KTN-50、KTN-100、KTN-100/212、KTN-HEAD、KTN-ARTIST

2018年12月21日追記

　その名の通りキレのある滑らかなサウンドを特徴とするBOSSのアンプ、KATANAシリーズ。フラッグシップ・モデルであるWAZA Ampで培ったノウハウと技術を注ぎ込み、名機と呼ばれる歴史的なアンプをベースに独自の回路を丹念にチューニングして作り上げた極上のサウンドと最先端の機能性が融合。日本のみならず世界中で大きな支持を受ける、次世代のロック・アンプと言えるだろう。

　そんなシリーズに、新たなコンボ・アンプ「KATANA-Artist」が仲間入りした。本機の開発にあたり、世界中のトップ・プロの現場で要求される厳しい基準に応えるため、KATANAシリーズの基本性能の一層のブラッシュアップを敢行。1960年代のブリティッシュ・スタック・アンプに搭載され、名機として名高い25Wのビンテージ・スピーカーからインスピレーションを受けた、高い耐入力を両立させたカスタムメイドの12インチWAZAスピーカー、輪郭のはっきりしたタイトなサウンドと豊かな低域の鳴りを実現した新設計のセミ・クローズド・キャビネット、そして新たな特別チューニングを施した5つのアンプ・タイプ（CLEAN／CRUNCH／LEAD／BROWN／ACOUSTIC）を搭載した、最大出力100Wのフラッグシップ・モデルだ。加えて、CABINET RESONANCE機能の搭載も注目で、アンプのアウトプット・セクションとスピーカーの間に生まれるダイナミックな相互作用をコントロールして、ピッキングに対する繊細な反応を微調整することも可能。加えてパワーアンプ・セクションにはアナログのクラスABを採用しており、その高音質と表現力は多くのギタリストを満足させてくれるだろう。

　加えて、もちろん専用エディター／ライブラリアンであるBOSS TONE STUDIOを使用すれば、58種類のエフェクトを多彩な接続方法で使用できるうえ、エフェクト・ループの挿入位置やゲイン、直列/並列接続を設定可能。そして、TONE SETTING MEMORY機能でアンプとエフェクトの設定を8つまで保存／呼び出すことができるので、ステージ上で余計な操作にまごつく心配は無用だ。

　価格はオープンプライスで、市場想定価格は68,000円を予定。発売日は2月10日を予定している。