Bose S1 Pro+ wireless PA system × 松井祐貴&井草聖二
- 2024/04/25
Mooer / Micro Preamp 011
現在、多くのギタリストの注目の的となっている中国発のエフェクター・ブランド、Mooer。昨年同社がリリースして爆発的ヒットとなったMicro Preampシリーズに、新たな3モデルが加わった。Micro Preampシリーズとは、さまざまな真空管アンプのサウンドを“Inteligent Amplifier Modeling”と呼ばれる技術によりキャプチャーし、そのサウンド、ダイナミクス、レスポンスを徹底的に再現し、ミニ・サイズに収めたペダル。エフェクターとしてはもちろん、アンプのエフェクト/リターンやパワーアンプ・インに接続し、パワーアンプを直接駆動させることも可能。さらにスピーカー・シミュレータも内蔵しており、ライン・レコーディングやPA、モニターに直接出力することもできる画期的なペダル・シリーズだ。
ボディ・サイドに“CALI-DUAL”と書かれたMooer Micro Preamp 011は、カリフォルニアを代表するアンプ・ブランドによる、100Wモダン・ハイゲイン・アンプのサウンドを収録したペダル。チェッカー・プレートを模したフロント・パネルの雰囲気はもちろん、独特の厚みとスピード感のあるハイゲイン・サウンドを手軽に堪能できる。
そしてMooer Micro Preamp 012は、LA発の最高峰アンプ・ビルダーが制作する100Wアンプを再現したペダル。こちらのボディ・サイドには“FRIED-MIEN”と記されている。再現元アンプの特徴である、鮮やかなクリーン・トーンから音圧のある極上ドライブ・サウンドまで、圧巻のサウンドを再現。オフセットしたフロント・パネルも雰囲気たっぷりだ。
最後は“MATCHBOX”とペイントされたMooer Micro Preamp 013。クラスA回路を採用し、美しくもパンチのあるクリーン/クランチ・トーンに定評のある30Wアンプのトーンをモディファイしたのが本機だ。EL84管ならではのパワー感、細かなピッキング・ニュアンスまでを丁寧に表現するレスポンス、そしてさまざまなジャンルで有用な美麗な倍音成分を含むトーンなども忠実に再現。ブティック・アンプの先駆と呼べるサウンドをリーズナブルかつ気軽に導入できるのは嬉しい限りだ。
価格:オープン
価格:オープン
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