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- 2024/03/22
Marshall / Origin5
マーシャルの原点を彷彿させる、ビンテージ・スタイルの真空管サウンドを継承した新製品、Originシリーズの5機種が発表された。
Originシリーズは、ビンテージ・スタイルの真空管マーシャル・アンプが持つ太くオーガニックなサウンドをお手頃価格で楽しめるフル・バルブ・アンプ。サウンドのニュアンスはそのままに出力レベルを段階的に下げることができる、新開発のパワー・リダクション回路を全機種に搭載。また、往年のマーシャル・アンプのリンク接続のように、“ノーマル” チャンネルと“ハイ・トレブル” チャンネルのキャラクターを任意にブレンドできるティルト・コントロールを装備。シングル・チャンネルでありながら、豊富なサウンド・バリエーションを実現している。
もっともシンプルでコンパクトなコンボ・アンプ「Origin5」は、プリ管にECC83を2本、パワー管にEL84を1本搭載。1ボリューム+3バンドEQ仕様で、音量に応じて澄んだクリーンから自然なクランチに変化していく往年のスタイルを踏襲している。さらに、ゲイン・ブースト機能や前述のティルト・コントロールにより、クリーンからオーバードライブまで幅広い音作りを実現。また、セレッション製の「Eight-15」8インチ・スピーカーを搭載し、出力レベルは5W(ハイ)から0.5W(ロー)に下げることができるため、自宅練習や小規模なリハーサルなどにも最適なモデルとなっている。なお、付属の2ウェイ・フットスイッチにて、ゲイン・ブーストのオン/オフとエフェクト・ループのオン/オフが可能(以下の4機種も同様)。
アンプ・ヘッド「Origin20H」およびコンボ・アンプ「Origin20C」は、歪みと音量を自在にコントロールできる本格派モデル。プリ管にECC83を3本、パワー管にEL34を2本搭載し、プリアンプ部での歪み量を調節するゲイン・コントロールも搭載。音量に関わらず、クラシックなオーバードライブ・サウンドが得られる。また、音量を上げるとパワーアンプ部が自然にオーバードライブし、ロック・ギター・サウンドの礎となった伝統のサウンドが炸裂。そして「Origin5」と同じく、ゲイン・ブースト機能やティルト・コントロールも装備している。パワー・リダクション回路は、最大20Wから最小0.5Wまで3段階(ハイ/ミッド/ロー)での切り替えが可能だ。さらに、1/4インチのDI出力端子も搭載しているため、自宅レコーディングにも対応。なお、「Origin20C」はセレッション製「V Type」10インチ・スピーカーを1基搭載している。
アンプ・ヘッド「Origin50H」およびコンボ・アンプ「Origin50C」は、ステージで本領を発揮する出力50Wのモデル。「Origin20H」「Origin20C」の機能と操作性はそのままに、プリ管にECC83を3本、パワー管にEL34を2本搭載し、さらにパワーアップ。パワー・リダクション回路は最大50Wから最小5Wまで3段階(ハイ/ミッド/ロー)での切り替えが可能となっている。なお、「Origin 50C」はセレッション製「Midnight 60」12インチ・スピーカーを1基搭載。以上5機種、その発売を震えて待て!
価格:オープン
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