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【YAMAHA/GT-5000】GT思想に基づいて開発されたレコード・プレーヤーのフラッグシップ・モデル

YAMAHA / GT-5000

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 ヤマハは、GT-2000シリーズ(1982~1989年販売、 1991年復刻限定生産)以来、およそ36年ぶりとなるベルト・ドライブ方式、マニュアル操作のアナログ・レコード・プレーヤー「GT-5000」を2019年4月より発売する。

 GT-5000は、横幅546mmの大型木質系キャビネットと真ちゅう削り出しインナー・ターン・テーブルとアルミ削り出しメイン・ターン・テーブルの重ね合わせによる2重構造大径重量級プラッターをベースに、 電気的フィードバックを駆動系から排除したクォーツ制御の24極2相ACシンクロナス・モーターによるベルト・ドライブ方式を採用。

 トーンアーム部は、テーパード・カーボン・パイプ(外側)と銅メッキ・アルミ・パイプ(内側)を組み合わせ、ヘッドシェル交換可能な2重構造ピュア・ストレート・トーン・アームを標準装備する。

 横幅546×奥行395×厚さ120mmのサイズで単体質量14.3kgのキャビネットは、高密度バーティクル・ボードを4層積層で圧着した木質系素材を採用し、樺天然木黒色塗装仕上げが施されているほか、プラッター外周のストロボ・スコープを排除し、電源オン/オフと回転/停止、 回転数切替の真円ボタンを天面に埋め込んだGTシリーズ直系のシンプルな外観デザインが採用されている。底面のインシュレーターには特許機器株式会社による新型特製レッグを採用。

 音声出力端子には、通常のRCAアンバランス出力端子に加えて、 本年発売予定のプリ・アンプC-5000、 パワー・アンプM-5000との組合せによるカートリッジからスピーカー出力までの完全バランス伝送を行うためのXLRバランス出力端子を装備するなど、アナログ・ディスクの忠実再生に徹した設計となっている。

 なお、本製品の予約受付は2019年3月1日(金)より開始予定となっており、3年間の長期製品保証が付与される。

 また、プリアンプ 『C-5000』、パワー・アンプ『M-5000』は、12月上旬に発売される。

C-5000(シルバー)

M-5000(ブラック)

C-5000製品サイト
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/hifi_components/c-5000/index.html
M-5000製品サイト
https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/hifi_components/m-5000/index.html

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製品情報

YAMAHA / GT-5000

価格:¥600,000 (税別)

【スペック】
・ターン・テーブル部 ●駆動方式:ベルト・ドライブ ●モーター:ACシンクロナス・モーター ●モーター駆動:水晶サイン波 ●回転数:33 1/3、45 rpm ●回転数偏差:±0.1% ●回転数調整:調整ステップ: 0.1%、調整範囲 ±1.5% ●ワウ・フラッター:0.04%以下(WRMS) ●ターン・テーブル:アルミ、直径350mm ●インナー・ターン・テーブル:真ちゅう、直径143mm  ・トーン・アーム部 ●トーン・アーム形式:スタティック・バランス・ストレート・アーム ●実効アーム長:223mm ●オーバーハング:-17mm ●適用カートリッジ質量(ヘッドシェル含):13.5~36g(25~36gサブウエイトが必要) ●付属ヘッドシェル質量:14g(ネジ、ナット、ワイヤー含)  ●出力端子:アナログ音声2(XLRバランス×1、Lineアンバランス×1)、ストロボ・ライト専用端子1 ●消費電力:15W ●寸法(幅×高さ×奥行):546W×221H×411D mm(脚部、突起物含) ●質量:26.5kg ●付属品:ターン・テーブル、インナー・ターン・テーブル、ターン・テーブル・シート 2種類(フェルト、シリコン・ゴム)、ノブ・カラー、ヘッドシェル、カウンター・ウエイト、サブ・ウエイト、ベルト、EPアダプター、ダスト・カバー取付ハンドル、ケーブル押さえ、ストロボ・スコープ、ストロボ・ライト、六角レンチ2本(サブ・ウエイト、アーム高さ調整用)、電源コード、ヒンジ・ベース、ヒンジ、ネジ・セット、取扱説明書、補足情報
【問い合わせ】
ヤマハ株式会社 https://jp.yamaha.com/products/audio_visual/hifi_components/gt-5000/index.html
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