1983年に44MAGNUMのドラマーとして10代でプロ・デビューを果たした宮脇知史。JOEの呼び名でも知られ、hide with Spread BeaverやRIDER CHIPSのメンバーとしても活躍、現在は復活した44MAGNUMを中心に幅広いフィールドで活動する彼のデビュー35周年を記念したシグネチャー・スネアがパールから台数限定でリリースされる。

宮脇知史シグネチャー・スネア

　神秘的なルックスが印象的な同モデルは、1.5mmと厚めのブラス・シェルに、古代建築物や美術品などに取り入れられる“Patina（緑青）”フィニッシュを施した、同社のセンシトーン・プレミアムをベースに、厳選したパーツを装備。オリジナル・バッヂも冠した重厚感溢れる仕上がりとなっている。

　フープはトップに内巻きのファットトーンフープを、ボトムにスーパーフープⅡを採用。オープン・リム・ショット時に太い音で鳴る、こだわりの組み合わせとなっている。チューブ・ラグ仕様で、スナッピーはウルトラサウンドIタイプの20本線。スナッピーが緩くてもOFFにならないClick Lockストレイナーが装備されている。音色を左右する打面ヘッドは、レモのパワーストロークX。ノーミュートで使うことを前提に、サステインを抑える効果をねらってセレクトしたという。

神秘的なルックスが特徴のPatinaフィニッシュ（ヴィジュアルには個体差が生じる）

スナッピーはウルトラサウンドIタイプの20本線。ボトムヘッドはレモのスネア・サイド

44MAGNUMのロゴとサインをあしらったオリジナル・バッヂ

　サイズは14"×6.5"の深胴仕様で、35周年アニバーサリーにかけて販売は35台限定となっている（ソフト・ケース付属）。発売は2018年12月冬の予定。