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- 2024/03/22
ARTURIA / Pigments
ARTURIAは同社では初となるオリジナルのソフト・シンセ「Pigments」を発表した。
Pigmentsは、同社の培ってきたビンテージ・シンセのエミュレーション開発ノウハウを活かして開発されたソフト・シンセで、オシレーターにはモーフィングやインポート機能を備えたウェーブテーブル・エンジンとトリプル・オシレータのバーチャル・アナログ・エンジンの2種類を装備する。
ウェーブテーブル・オシレーターには波形加工機能を搭載し、エリア・シングのコントロールも可能。2系統のフィルターは複数のフィルター・タイプを持ち、シリーズ/パラレルのルーティングが設定できる。モジュレーション・ソースには一般的なソースに加え、ターニングやバイナリ・ランダム・ジェネレータなど特殊なソースも内蔵。ピッチ・モジュレーションをスケール(音階)でクオンタイズしたシーケンスを作成可能なほか、クラシックとコードの2モードを搭載した連続可変でモジュレーション可能なユニゾン機能を装備している。また、モジュレーターでゲート/リトリガーが使用可能で、特殊なリズム・シーケンスや、無入力でも自己発音するパッチを作成可能。ランダムネス機能を活用したポリリズム的なシーケンスでも、スケール設定によって音楽的なシーケンスを作成できる。
なお、Pigmentsは2019年1月10日まで無料で体験できると共に、同期間は通常価格199ユーロのところ発売記念価格の149ユーロで購入可能。既存のArturia製品登録ユーザーとV Collectionオーナーはそれぞれ特別価格で購入可能だ。パッケージ版については発売時期、価格ともに未定。