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【ARTURIA/Pigments】ウェーブテーブル、バーチャル・アナログ両エンジン装備のソフト・シンセ

ARTURIA / Pigments

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 ARTURIAは同社では初となるオリジナルのソフト・シンセ「Pigments」を発表した。

 Pigmentsは、同社の培ってきたビンテージ・シンセのエミュレーション開発ノウハウを活かして開発されたソフト・シンセで、オシレーターにはモーフィングやインポート機能を備えたウェーブテーブル・エンジンとトリプル・オシレータのバーチャル・アナログ・エンジンの2種類を装備する。

 ウェーブテーブル・オシレーターには波形加工機能を搭載し、エリア・シングのコントロールも可能。2系統のフィルターは複数のフィルター・タイプを持ち、シリーズ/パラレルのルーティングが設定できる。モジュレーション・ソースには一般的なソースに加え、ターニングやバイナリ・ランダム・ジェネレータなど特殊なソースも内蔵。ピッチ・モジュレーションをスケール(音階)でクオンタイズしたシーケンスを作成可能なほか、クラシックとコードの2モードを搭載した連続可変でモジュレーション可能なユニゾン機能を装備している。また、モジュレーターでゲート/リトリガーが使用可能で、特殊なリズム・シーケンスや、無入力でも自己発音するパッチを作成可能。ランダムネス機能を活用したポリリズム的なシーケンスでも、スケール設定によって音楽的なシーケンスを作成できる。

 なお、Pigmentsは2019年1月10日まで無料で体験できると共に、同期間は通常価格199ユーロのところ発売記念価格の149ユーロで購入可能。既存のArturia製品登録ユーザーとV Collectionオーナーはそれぞれ特別価格で購入可能だ。パッケージ版については発売時期、価格ともに未定。

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製品情報

ARTURIA / Pigments

【スペック】
●2種類のシンセエンジンを同時使用可能:バーチャル・アナログ・トリプルオシレーター・エンジン、モーフィングやインポート機能装備のウェーブテーブル・エンジン ●2系統のフィルター:V Collectionインストゥルメントで採用されたクラシック・フィルター、サージョンやコムなどの最新フィルターなど選択して使用可能、シリーズ/パラレルのルーティングを連続的に設定可能 ●オール・イン・ワン・タイプのエフェクト・セクション:ウェーブ・フォルダー、オーバードライブ、パラメトリックEQ、ディレイなど13種類、インサートとセンドバスをドラッグ&ドロップで変更可能、全パラメータをモジュレーション可能 ●モジュレーション・システム:グラフィカル編集、ソース(変調元)ベースまたはデスティネーション(変調先)ベースでのエディット、4系統のアサイナブル・マクロで複数パラメータの同時コントロール可能 ●ポリリズム可能なシーケンサーとアルペジエイター ●プリセットライブラリ:Jeremy Savage、Starcadian、Cubic Spline、Mord Fustang、Jörg Hüttnerなどのによる数百種類のプリセット内蔵
【問い合わせ】
(株)コルグお客様相談窓口 TEL:0570-666-569 https://www.arturia.com/products/analog-classics/pigments/overview#jp
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