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  • 山岸竜之介がフェンダー・ブースを現地からレポート

【NAMM2019】編集担当のNAMM日記。(DAY1)

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レポーター、山岸竜之介の1日(DAY1)

 現地時間1月24日AM10時、The NAMM Show 2019がついに幕を開けた。初日からフェンダーのブースは常に満員で、多くのギタリストが気になる新製品の実力を試しに訪れていた。

 新開発のYosemiteピックアップを搭載したUSA製の新シリーズ=アメリカン・パフォーマー・シリーズや、近年力を入れているエフェクターの新ラインナップ(特に初のベース用ペダルであるDowntown Express Bass Multi Effect)には多くの注目が集まった。

 しかし筆者個人の感想としては、数ある新製品の中でも、アメリカン・アコースタソニック・テレキャスターは特に注目度が高かったように見えた。それは、動画カメラを手にした海外メディアが非常に多く、少ない事前情報で知り得た“1〜5”というポジション(ピックアップと言って良いのか?)の真の実力を知るためだということは容易に想像がつく。我々がスペシャル・レポーターをお願いした山岸竜之介も同プロダクトを実際に弾いて、“エレキを弾いているのにアコギのサウンドも手に入る……すごく不思議な感じがします”と言っていたのだが、まさしくそのとおり。現在のギターのカテゴリーでは区分できない未体験の世界は、多くのギタリストの興味と関心を呼んだ。

 さて、今回が初のNAMM参加となったスペシャル・レポーター=山岸竜之介が“最高ですね。ずっとどこかから音楽が聴こえるし、それに全員ウマい(笑)”と語るように、つねに生演奏で音楽が鳴り響いており、プロ/アマ問わず一緒の楽器を楽しむだけのギター・キッズになっていた。そんなNAMMの雰囲気をこの日最も演出したのが山岸自身だったということも、しっかり言及しておきたい。

 フェンダー・ブースの特設ステージでは世界各国のトップ・プロを招いて、デモンストレーションを行なっているのだが、なんと24日は山岸自身もフェンダー・アーティストとしてプレイを披露。新製品に夢中の来場者が多い中、ステージ上で一音鳴らしただけで一気に注目をかっさらう。

 そして、急遽ほかのギタリストとセッションが始まり、司会者の“誰かRyunosukeと一緒にセッションしたい人はいないか?”という呼びかけに対し、観客が名乗りをあげジミ・ヘンドリックス「Hey Joe」でギター・バトルに。プロとアマを飛び越えて、ギター好き同士が言葉を超えて楽しく音で交流していた。
 明日以降、どのようなサプライズが訪れるか楽しみでしょうがない。

 NAMMショウのリアルタイムな模様は、山岸竜之介(@ryunosukeguitar)とデジマート(@digimartnet)のTwitterをチェック!!

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