Bacchus 30周年記念スプリングキャンペーン
- 2024/03/22
TORAIZ / SQUID
国内外においてトップシェアを誇るDJ機器ブランドPioneer DJ。昨今はDJ機材にとどまらず、サンプラーやアナログ・シンセなどのトラックメイカーを見据えた製品も世に送りだしている。
そんな同社が、新たなブランド“TORAIZ(トーライズ)”から発売するのは、内蔵音源を搭載しないマルチトラック・シーケンサー“SQUID(スクイッド)”だ。
USB(Type B)、MIDI、CV/Gate、Clock、DIN Syncと豊富な接続端子を搭載し、DAWやMIDI機器はもちろん、ビンテージ・シンセやリズムマシン、モジュラー・シンセとの同期演奏が可能。まるでイカ(SQUID)のように手足を伸ばして、さまざまな電子楽器をコントロールできる。
音楽制作の要となるシーケンサーには、最大16トラック、64パターン(各トラック)、64ステップ(各トラック)、8ノート(各ステップ)を記録可能。
ステップ・エディット・セクションでは、16パッドを使った入力が中心で、音のピッチやトリガー、ベロシティ値の変化を素早く打ち込むことができる「インターポレーション」や、コードを1つのパッドで演奏やステップ入力できる「ハーモナイザー」も装備し、直感的なシーケンス・パターンを構築できる。
フレーズ・アレンジメント・セクションには、ジグザグやクロックワイズ、リバース、スイッチ・バックなど、48種類の再生方法を用意。一般的なシーケンサーでは実現できないユニークな進行により、ひとつのシーケンス・パターンから複数の新しいフレーズを生み出すことができる。そのほかシーケンス・パターンの再生速度を周期的に変化させたり、スライダーを操作して、トリガー・タイミングを変化させるといった、シーケンス・パターンをリアルタイムに変化させるユニークな機能を搭載している。
また、バッググランドでは操作情報を常に記録しているため、練習中に気に入ったフレーズが偶然生まれた場合でも、呼び起こしてシーケンス・パターンとして保存できる。さらに、専用ソフトSQUID Manager使用することでシーケンス・パターンのインポート/エクスポートが可能。SQUIDで作ったシーケンスをDAWへ送ったり、DAWで作ったシーケンスをSQUIDに戻したりと、自由度の高い楽曲制作が行なえる。
発売は2019年4月26日、価格はオープンで市場予想価格70,000円前後(税込)の見込み。
価格:オープン